メッセージ。 - にゃー

# にゃー

先週末、横浜でよこはま運河チャレンジというイベントをやっていて、これ自体は横浜市内の水上交通をキーにしたイベントという感じだったんだけど、いろいろ面白かった。大岡川をボート?小さめの船で30分ほどクルーズしてくれたり、ライブや踊りのイベントをやっていたり。偉い人の挨拶もちょっとだけ聞いたのだけど、それさえも等身大な感じで飾りがなくて面白かった。

その中でも、日の出桟橋のところでやっていたライブ。なんていうバンドの人たちが歌っていたのか知らないのだけど、お客さんも含めて盛り上がっていた。バンドの人が「まるでライブみたい」って自分で言ってるのも面白かったけど、たしかに「まるでライブみたい」と感じた。

で、そのバンドの人が言っていたんだけど、「世界を救うために歌ってるんだ」って。「でも、本当はあんたが世界を救うんだ。おれも頑張るけどよー」みたいに歌っていて。「本当は自分も世界を救いたいって、心の中に少しでも願っている人たちに向けて歌ってるんだ」って言っていて。本当にそうだよなぁって思った。

こないだ読んだ松下幸之助さんの本でも、会社が上向いてきたころ「これからはただ目の前の製品を作るというのではなくて、社会の役に立ち世界の役に立つ仕事をするという目標を立てたら、なぜだか結果が変わってきた。同じことをしていても、より大きな目標に向かって自然と前進するようになった」というようなことが書いてあって、それと同じだと思った。

普段ぼくも、世の中の役に立つシステム、人の心を動かす計算機を作りたいと考えているけど、「世界を救う」というところまでは大きいことを言っていなかったし、「目標」といえるほど言葉にはしていなかった。だけど、本当はぼくだって、世界を救う仕事がしたいんだ。世界を救うために、何か少しでもできることがあると信じたいんだ。

これまで長年、プログラムを書いてきて、それなりになにかしらのシステムが作れるはずだと、思ってる。もっとやれるはずだと思ってる。これからはもっと前を向いて、世界を救うシステムを作っていきたい。
2019-11-18 09:24:03 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

Comment

コメント投稿機能は無効化されています。

Trackback

TrackBack投稿機能は無効化されています。