「面白いことなんて書けませんって(涙)」―またはY.F.の独り言

「面白いことなんて書けませんって(涙)」―またはY.F.の独り言

昔のやつ(2003/06)

2003/08/07(Thu) 08:42:45 ― このページ、blogというかWikiベースに移行します。

すみませんが、ブックマークや「はてなアンテナ」してくださってる 方は、リンクの張り直しをお願いします。(そんな奇特な方がもしいれば。 いや、いてくれ!) 新しいURLは、

http://nnri.dip.jp/~yf/cgi-bin/yaswiki.cgi?%a4%d5%a4%b8%a4%b5%a4%ef

です。

URL移行の理由は、そのほうがページ作成が(ぼくにとって)ラクなのと、 ほかのいろんなサービスが(皆さんに対しても)提供しやすいからです。 新しいサイトではCGIを使っていますので、2003年8月7日現在では、

といったサービスを提供しています。

そのほか、今後は「8月分の日記を一覧」や、「誰それさんのサイトからリンクされ ているページを一覧」といった便利な機能を提供していく予定です。 また、過去の日記(?、雑文?)も新URLのほうに移動する予定です。

ご面倒お掛けしますが、よろしくお願いします。

2003/08/04(Mon) 01:50:48 ― Wikiはじめました。

『YASWiki - UNDER CONSTRUCTION』( http://nnri.dip.jp/~yf/cgi-bin/yaswiki.cgi

フルスクラッチから作られたWikiエンジン。 ライセンスはGNU GPL2またはBSD LICENSE。使用言語はSchemeのため、 SchemeがインストールされているWebサーバーを管理していないと 使えないかも。

ほんとうは、WikiやBlogとは違う新しい情報管理エンジンを作りたかったんだけど、 作っているうちに「とりあえずWikiでいいか」と落ち着いちゃった。 (でも、そもそも作ろうとしていたやつも、裏で同時並行的に開発中)

結果的に出来上がったものは、WikiとBlogの中間的存在。 Wikiは誰でも書き換えできるという特徴のために、情報の書き方、 捉えられ方がずいぶん制限される気がする。たとえばOS-Omicronのサイトは OSがらみ、計算機科学がらみの話題に関して非常に高度でニュートラルな コンテンツが集まっている。また、Wikipediaは皆でよってたかって 百科事典を作るという切り口で作られていて、コンテンツの情報としての 確度や公共的価値が高い。

これらのサイトはすごく便利だし、社会的意義も大きいものだと思う。 だけど、作り手や読み手に、まだインターネット上のWebサイトという 意識があるからか、どうしても「サイトの管理者」という持ち主が いるように感じてしまい、書き換えに心理的障壁が伴う。それが引掛って、 「もうちょっと何か別のもの」が作りたくなったのだ。 (それだけじゃなく、もっと実験的な意味合いもあるのだけれど。)

ちなみに、「持ち主」という概念は、このところ以前に比べて話題に上ることが 多いように思う。2ちゃんねるの削除騒動しかり。フリーソフトウェアや Linuxのライセンス問題しかり。これらは単独でみても非常に興味深い トピックで、まさにいろんな場所で侃々諤々の議論になっている。 そして、これらの問題の本質は何だろう?それがぼくは知りたい。

コンピュータがもたらした、「コピーをしてもなくならない」という 現象は、もしかしたらコンピュータ/インターネット登場前にはなかった 大きな価値かもしれない。コピーができないたくさんのモノに囲まれて 生きてきたぼくらには、それがどういう価値を持つか、それに対して どういう感情を持てばいいか、戸惑っているように思う。

「衣食足りて礼節を知る」という言葉があるが、現代社会では衣食が完全に 足りてしまい、人間は基本的な生活のために必要でないものを求めるように なってしまった。そして、基本的生活に必要でないものというのは、 きっと動物的/即物的/具体的なものの反対にあるものだろう。

これだけ書いてきていっこうにまとまる気配がなく、完全な駄文になってしまった けれど、世界的に価値のパラダイムが大きく揺らいでいるこの時代。 見方を変えれば知的好奇心をくすぐるとても面白い時代だと思う。

そのような時代に、実験的な試みであるYASWikiを公開できて、とても うれしい。

(あー、何度見ても駄文。後日推敲して大幅に内容が変わる予感)

2003/07/23(Wed) 10:04:17 ― ぼくがUNIXを使う理由

記事を作るmotivationを失わないよう、明文化してみるかな。

UNIXはこんなところがいいんじゃないかと思う。

まあ、そんな感じで。

2003/07/18(Fri) 09:46:26 ― 意見

日本の情報技術の現場の問題点を指摘する記事が出ていた。面白いので たくさんの人に読んでもらいたい。そして、おのおのの意見を表明して もらえればと思う。皆で意見を言いあい、ブラッシュアップしてパラダイム /コンセンサスを作りあげていくことが重要だと思うから。

世界の経済構造の変化、日本経済の行き詰まり、個人主義の浸透、 インターネットの普及と、いま、ぼくらの生活は大きな変化を遂げようと しているんじゃないだろうか。すべきことは、たくさんあると思う。

ぼくの意見は次です。アンケートに回答したものをそのまま載せます。

「ITプロフェッショナルと学校教育」に関するアンケート調査
  日経コンピュータ
  [本調査の説明ページへ戻る]
  ご回答はお一人につき1回のみとさせていただきます。

問1●あなたの勤務先をお答えください。

  • ITベンダー

  • ユーザー企業・団体

  • その他(出版)

→ その他(出版)

問2●あなたの職種をお答えください。

  • システム・エンジニア

  • プログラマ

  • コンサルタント

  • プロジェクト・マネジャ

  • 情報システムの戦略立案・企画(ユーザーの場合のみ)

  • 情報システムの運用・保守(ヘルプデスクなど利用部門に対するサポートを含む)

  • IT関連の研究開発職

  • 営業職

  • マーケティング職

  • 学生

  • その他(編集)

→ その他(編集)

問3●あなたの年齢をお答えください(半角数字で記入してください)。

→ 29歳

問4●あなたの最終学歴をお答えください(在学中も含む)。

  • 大学院(博士)

  • 大学院(修士)

  • 大学

  • 短大・高等専門学校・専門学校

  • その他()

→ 大学院(修士)

問5●卒業(修了)した学部・学科・コースの内容をお答えください。

  • 理学部のIT関連学部・学科・コース

  • 工学部のIT関連学部・学科・コース

  • 理工学部のIT関連学部・学科・コース

  • その他の理科系

  • 文系

  • その他()

→ 工学部のIT関連学部・学科・コース

問6●学校の授業・ゼミでは、どんなIT関連の知識を学びましたか(複数回答可)。

  • コンピュータの基礎・利用法(例:情報処理概論、オフィス・ソフトの使い方)

  • コンピュータの応用・研究(例:並列コンピュータの設計、画像処理、音声認識)

  • コンピュータ言語の基礎・利用法(例:FORTRAN演習)

  • コンピュータ言語の応用・研究(例:オブジェクト指向言語の研究)

  • データベースやネットワークなどの基礎・利用法(例:データベース概論)

  • データベースやネットワークなどの応用・研究(例:分散データベースの研究)

  • プロジェクトマネジメントの手法(例:PMBOK概論)

  • 業務分析の手法(例:UML演習)

  • 特にIT分野の知識は学ばなかった

→ コンピュータの応用・研究(例:並列コンピュータの設計、画像処理、音声認識)

問7●現在、仕事をする上で最も役に立っている知識は、どこで得ましたか。

  • 学校の講義や実習、研究

  • 企業の研修

  • 仕事の現場でのOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)

  • 独学

  • その他()

→ 独学

問8●ITプロフェッショナルとしての仕事をこなしていくうえで、学校で学んだことは役立ちましたか。

  • はい

  • いいえ

→ いいえ

問9●問8で「はい」と回答した方に伺います。特に役に立ったと思うカリキュラムは何でしょうか(複数回答可)。

  • 卒業研究/論文執筆のための研究

  • コンピュータやソフトウエアの基礎理論に関する講義

  • データベースやネットワークなど応用や実学に近い講義

  • システム開発の演習

  • 業務分析の方法に関する講義や演習

  • プロジェクトマネジメントに関する講義や演習

  • 文学や心理学など人文学関係の講義

  • 経済学や経営学など社会科学関係の講義

  • 化学や物理学、生物学など自然科学関係の講義

  • 英語やドイツ語など語学関係の講義

  • その他の講義や実習()

問10●問8で「いいえ」と回答した方に伺います。なぜ、学校のカリキュラムは役に立っていないのでしょうか(複数回答可)。

  • 内容が実務とかい離していた

  • 内容が最新のものとはいえなかった

  • 質が低く、十分な知識や経験を得られなかった

  • 本人が勉強熱心でなかった/当時は関心がなかった

  • 学校で学んだこととはまったく異なる職種に就いた

  • その他()

学校で学んだことが実務と直接リンクしなかったため(ただし、SI案件の高度専門化などのため、これは現在の「就職」の形態ではどだい無理ではないだろうか)。しかし、あれがなかったら今の自分があるかは分からない。

【自由意見欄】日本のITプロフェッショナル教育のあり方について、何かご意見があれば記入してください。

加工貿易に代わる付加価値を、これからの日本は生み出さなくてはならない。そして、それは知的な活動や高次産業であるはずだと思う。

これは少し考えれば簡単に分かることだ。たぶん間違っていないと思う。 しかし、日本全体がいままで完全にこの問題を見過ごしていたのはなぜだろう? ぼくは、理由の1つにビジョンと人間性を評価できない社会の問題があると思う。現状維持や利権を優先し、出る杭は打つ社会。それが民の意志ならば、民主主義ではどうすることもできないかもしれない。しかし、それでいいのだろうか? 経済の側面から崩壊しようとしている今の社会は、逆にチャンスだと考えている。

また、個々人が社会への参加感を持てないのも問題ではないだろうか。政治へのあきらめ、大人の文化への参加率の低さ、都会偏重のマスコミなども問題があるのではないだろうか。

2003/07/16(Wed) 19:21:03 ― 無理に書いてみる。

日記を再開したものの、なかなか本調子に戻らない。

問題は、「価値のある情報が書けるだろうか」という疑問にある。 価値かちカチ、なかなか難しい。そもそも価値とは何か。 それがよく分からない。

思いつくまま列挙してみると、価値とは、

もう書けない。あーあ。まあぼちぼち頑張ります。

2003/07/14(Mon) 10:05:54 − 再開

「もうほんとにこの子はごめんなさいね〜」と、お母さんに言って もらいたいぐらいすみません。止んごとなき事情(=私の怠慢)で、 また更新が滞ってしまいました。

ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。