メッセージ。 - にゃー

# にゃー

「そうだ、京都、行こう」っていうCMがJRによって流されるまでは、誰も今ほど京都に行ってなかったと思う。京都は、大人の旅行先として、今ほどメジャーじゃなかった。

でも、京都への旅行自体に本当のバリューがあるなら、CMを流すだけで行く人はある程度出てくるし、行った人が「行ってよかったね」と思えるならば、口コミやリピーターを含めて一定のボリュームにまで続く人(観光客)が出てくる。

あとは、株式会社草むしりという会社を作った人の記事を読んだことがあってとても面白かったんだけど(CAREERzineで読んだんだけど、CAREERzine自体がサービス終了なんだね・・・)、最初は「注文なんてくるのか?」って悩んでいたけど、やってるうちにたとえば「チラシを50枚配ったら1件注文が来る」ってことが分かったんだって。それが分かって気持ちが楽になったってことが書いてあって。

だから結局、商品自体にバリューがあるなら、そこに対して露出をかけるだけである一定数の注文自体は得られるし、ビジネスを回すこともできるってことだと思っている。もちろん、受注からデリバーまでのサイクルや価格/コストのバランス、リソースや商品自体のバリュー・特性といった要素もビジネスを回すうえではクリティカルだけど。

ただぼくがここで言いたいのは、腕組みして考えてばかりいても仕方がないってこと。アーリーアドプターがどうとか、ボリュームゾーンではあんな企業が幅を効かせているとか、いいものが売れるわけではないとか、そういった考えも一面ではあるけど、もう一面の考え方もあって、それもけっこう大きいよってこと。
2015-08-12 08:15:06 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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