メッセージ。 - つらつらと
# つらつらと
池田信夫 blog 日本のソフトウェアはなぜだめなのか
ふぅん。そうなのか……。この段については知らなかったなぁ。
あとやっぱり、ゼネコン構造は駄目だよね。ここでもずっと書いてるけど。
その程度のことが、日本の偉い人には分からんのですよ。
日本では、優秀でやりたいことを持っている人が、傍流になってしまう。
それが問題といえば問題。
だけどまぁ、ゲームも漫画もちゃんと世界では評価され広まってるから
ええんちゃう?と思う。どうせ、偉い人にはそれをうまく扱えない。
あと、日本は加工貿易に替わる新しい産業を探しているみたいだけど、
それは必要ないと、ぼくは考えてる。
加工貿易というのは、要するにテレビを売って得たお金で、お米やお肉を買うということ。
それが最近は、テレビが売れなくなってきたので困ってる。
「お米やお肉を買うお金がないよー」って。
でも、お米もお肉も、もっと自分ちの庭で作ればいいんだよ。
昔はそうやって暮らしてたんだから。
確かに、お米やお肉を自分ちの庭で作るようになったら、
いまよりは多少質素な暮らしにはなるかもしれない。
けど、不幸ということはないと思うんだ。
自分が食べるものを自分で作るというのは、けっこういいもんだよ。
日本の悪いところの1つは、分業が進みすぎてしまうことだ。
自分が食べる野菜や肉を、自分で育てて自分で捌くということをしない。
家の中で料理する人が決まってしまって、ほかの人は食べるだけになってしまう。
でも、そんなことをしていると、食べることの意味を忘れてしまう。
みんながみんな、「料理する機械」や「食べる機械」になってしまう。
そんなのはつまらないよね。
たとえば、家のお母さんに聞いてみれば分かる。
「たまにお父さんや子供がご飯を作ってくれたらどう感じますか?」って。
あるいは、お父さんや子供にも聞いてみればいい。
「奥さんやお母さんが病気のときとか、ご飯を作ってあげるのはどんな感じですか?」って。
「ご飯を作るのってこういう気持ちなのか」とか、
「ご飯を食べさせてもらうってこんな感じなんだ」って、
みんなが理解しているほうがきっと楽しいと思うな。
私は、1980年代にゲームソフトの番組をつくったことがある。「スーパーマリオ」の宮本茂さんと「ゼビウス」の遠藤雅伸さんが登場し、「ポートピア殺人事件」の堀井雄二さん(のちの「ドラゴンクエスト」の作者)のインタビューを没にした、いま思えば贅沢な番組だった。彼らの印象は、日本社会の本流からはずれた人たちだということだった。有名大学出身の人はまずいないし、大学を中退した人や電機メーカーをやめた人など、どこか傷ついた人が多かった。遠藤さんは自分で「落ちこぼれ」だといっていたし、堀井さんは「ボクは大きくなったら何になるんでしょうね・・・」とつぶやいていた。彼らの話はとりとめなくて編集がむずかしかったが、三度の飯よりゲームが好きだということだけは強烈に感じられた。
ふぅん。そうなのか……。この段については知らなかったなぁ。
あとやっぱり、ゼネコン構造は駄目だよね。ここでもずっと書いてるけど。
その程度のことが、日本の偉い人には分からんのですよ。
日本では、優秀でやりたいことを持っている人が、傍流になってしまう。
それが問題といえば問題。
だけどまぁ、ゲームも漫画もちゃんと世界では評価され広まってるから
ええんちゃう?と思う。どうせ、偉い人にはそれをうまく扱えない。
あと、日本は加工貿易に替わる新しい産業を探しているみたいだけど、
それは必要ないと、ぼくは考えてる。
加工貿易というのは、要するにテレビを売って得たお金で、お米やお肉を買うということ。
それが最近は、テレビが売れなくなってきたので困ってる。
「お米やお肉を買うお金がないよー」って。
でも、お米もお肉も、もっと自分ちの庭で作ればいいんだよ。
昔はそうやって暮らしてたんだから。
確かに、お米やお肉を自分ちの庭で作るようになったら、
いまよりは多少質素な暮らしにはなるかもしれない。
けど、不幸ということはないと思うんだ。
自分が食べるものを自分で作るというのは、けっこういいもんだよ。
日本の悪いところの1つは、分業が進みすぎてしまうことだ。
自分が食べる野菜や肉を、自分で育てて自分で捌くということをしない。
家の中で料理する人が決まってしまって、ほかの人は食べるだけになってしまう。
でも、そんなことをしていると、食べることの意味を忘れてしまう。
みんながみんな、「料理する機械」や「食べる機械」になってしまう。
そんなのはつまらないよね。
たとえば、家のお母さんに聞いてみれば分かる。
「たまにお父さんや子供がご飯を作ってくれたらどう感じますか?」って。
あるいは、お父さんや子供にも聞いてみればいい。
「奥さんやお母さんが病気のときとか、ご飯を作ってあげるのはどんな感じですか?」って。
「ご飯を作るのってこういう気持ちなのか」とか、
「ご飯を食べさせてもらうってこんな感じなんだ」って、
みんなが理解しているほうがきっと楽しいと思うな。
Comment
# どうだろう。
残念ながら…、後段の件に関しては無理だと思う。理想論かと。
少なくとも地域によって収穫可能な作物も収穫量も変わるので。
(国内で醜い食料争いが展開する事態は不幸以外の何者でもない)
加工貿易と言えば言葉は悪いですが、要するに技術を売っている。
それは、食料を生産することと比較して良い/悪いという問題ではない。
前段の例に倣えば、優秀な才能を持っている者が(敢えて表現しますが)雑事に手を取られるのは好ましくない。
食べることの意味とは、対価を支払い食べられることの幸せでは?
ならば自らの手で作ることも、対価を支払い食べることも、同義かと。
「食べ物を作ってくれる人に感謝して食べなさい」という道徳があります。
個人的には賛同しますが、では無償かといえば、決してそうではないのもまた事実。
#
# 元エントリは勢いで書いちゃったもので、かなり漠然とした書き方になってしまいました。コメントしにくかったと思います。すみません&重ねてありがとうございます。
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