メッセージ。 - 性や恋愛も全否定しないのですけどね

コメントありがとうございます。思うところを書いてみますね。

 ・昔からモテ系おやじ（じいさん）はいたと思われるので、加齢で性的価値が下落するばかりとは限らないのではないか？

そうですね。個別には価値が下落する人もしない人もいると思われます。ただ、一般的には下落傾向にあると思います。その人自体が性的魅力を保っていたとしても、周りの人が性的対象として見てくれなくなることもあるでしょう。

 ・性的価値が下がっても、性的欲求が下がるとは限らない。性交渉を実施するには相手に性的欲求を抱いてもらう必要があるので、自らの性的価値を高めようとあがくのも否定できないのではないか？

そうですね。そういう行為を否定はできないです。ただ、やはり性的価値（というか性交渉をできるチャンス）は減っているので、失敗することも多いと思います。そのときに、失敗したからといって自己を全否定する必要はないよ、と思うのです。

 ・性交渉以外で性的欲求を満たすのは適切か否か？　マスかきは空しさの代名詞とも思われるが…。

んー。どうなんでしょうね。たとえば40歳、50歳の人たちがどうやって性的欲求を満たすべきかというのは難しい問題です。公式に認められたパートナーとそういう関係でいられればよいでしょうけど、難しいと思うのですよね……。そういった場合に、どうやってその欲求を解決するのか。自分だけで解決するのか、お金で解決するのか、社会倫理を超えた方法で解決するのか。難しい問題です……。

ぼくが気にしているのは、中村うさぎさんのように、性的価値が自分の価値だと思いがちな人なんです。うさぎさんって、40歳を過ぎてまだ自分に性的価値があると確認したくて、デリヘル嬢までやってみたという人なんですね。それでエッセイを書いて。なんか見ているのがつらくなるぐらいで。そういうのじゃない生き方もあるんじゃないの？と言いたかったんです。