メッセージ。 - ハーメルンの笛吹き

# ハーメルンの笛吹き

MORI LOG ACADEMY: 本当に考えたの?
http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/12/post_1581.php

森さんが書いていることはよく分かる。

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「好きを貫く」よりも、もっと気分よく生きる方法 - 分裂勘違い君劇場
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20071209/1197232409

誰かから「好きを貫け」とか言われないと貫けないような「好き」は、本物の好きじゃない。おいらの考えでは、「好き」ってのはもっと業に近い。

たとえばモーツアルトやアインシュタインに対して、誰かが「好きを貫け」などと言う必要があっただろうか? なかっただろう。彼らは、周りの人がなんと言おうと彼らの仕事をやっただろうし、そうせざるを得なかったとぼくは思っている。

才能や「好き」というのは、一種の憑き物に近い。本人が「この道を通りたくない」と思っても知らぬ間にそこを通ってしまっている類のものだし、周りの人が「あの道を行け」と言おうと言うまいと結果には関係がない。彼らは抗いようもなく、その仕事をやってしまうのだ。「好き」とか才能を突き詰めて言えば、そういうことだいうのがぼくの考え。

分裂勘違いさんは、梅田さんを「近代的だ」と指摘したけど、まさにそのとおり。梅田さんが言う「好きを貫け」というのは、近代にありがちな共同幻想にすぎない。その程度の言葉に躍らされる普通の「人々」を動員してマスとしての生産性を上げる手法か、あるいは超人思想がそこにあるのではないかと思う。
2007-12-20 10:57:39 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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