メッセージ。 - Titchy Linuxインストールのその後

# Titchy Linuxインストールのその後

前回の続きということで。ARM用のクロスコンパイル環境は整った。さて、いざLinux 2.6.20をコンパイルだーと思ってコンパイルしたら、けっこうあっさり通った。Titchy Linuxのサイトで配布されているカーネルソースを持ってきて、configを.configにmv。例のマイクロドライブ換装のパッチをあててコンパイルするだけ。パッチの内容はだいたい以下。

drivers/ide/legacy/ide-cs.c
    PCMCIA_DEVICE_PROD_ID12("TRANSCEND", "TS1GCF80", 0x709b1bf1, 0x2a54d4b1),
    PCMCIA_DEVICE_PROD_ID12("TRANSCEND", "TS4GCF120", 0x709b1bf1, 0xf54a91c8),
+    PCMCIA_DEVICE_PROD_ID12("TRANSCEND", "TS16GCF133", 0x709b1bf1, 0xf54a91c8),
    PCMCIA_DEVICE_PROD_ID12("WIT", "IDE16", 0x244e5994, 0x3e232852),
    PCMCIA_DEVICE_PROD_ID12("WEIDA", "TWTTI", 0xcc7cf69c, 0x212bb918),

TRANSCENDの16GBのCFを載せたので、TS16GCF133の行を追加した。

んでまぁ、このカーネルをSDカードにコピーしてブートしてインストールするところまでいったんだけど、その後でうまくいってない現在。いくつか問題があって、

(1)タッチスクリーンで右クリックできない。いろいろ調べてるんだけどよく分からないんだよなぁ。そもそもxorg.confが/etcの下に存在しなくって、どうなってるのか調べ中。ts.confのほうが原因かもなぁと思ったけど、こっちにはとくに設定項目がないみたい。そもそもタップはできるけど右クリックができないというのは、tslibの問題じゃなさそうだし。
(2)CFカードのPHSが動かない。標準カーネルのときから出ていた状況。カーネルパラメータをいじれば動くようになるのかもしれないけど未着手。これが動かないと、電車の中での遊びに制限が大きく、ストレスが強い。
(3)uxtermで日本語が表示されない。xfceのメニューは日本語ビットマップフォントで表示されるようになったんだけどなぁ。どうしてだろう。調査中。
(4)音がならない。Linux 2.6で音をならせるよう、デバイスドライバが必要なんだけど、Titchy Linuxではzaurus-soundhack.debというパッケージにそれが入っている。新しいカーネルと整合性が取るためにこれのソースが必要なんだけど、ちょっとまだ見つからない。
2008-01-28 09:57:20 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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