メッセージ。 - 中華料理屋さんのメニューについて

# 中華料理屋さんのメニューについて

たまに中華料理屋さんに入って不思議に思うのは、たとえば「野菜のオイスターソース炒め」というメニューがあったとしたら、それに併記して「鶏肉のオイスターソース炒め」、「魚のオイスターソース炒め」などというメニューが記載されていることだ。

「鶏がいいの?魚がいいの?」と聞かれているように感じるのだけど、どうもぼくの感性ではそのようなメニューの選び方はピンとこない。たとえばメニューに「麻婆豆腐」と「麻婆茄子」があってまださらに「麻婆鶏肉」、「麻婆魚」、「麻婆野菜」があるような感じ。

麻婆豆腐と麻婆茄子についてはイメージが湧き、「それを食べたいか、食べたくないか」を考えることができる。でも、「麻婆鶏肉」、「麻婆魚」、「麻婆野菜」と言われると、なんかこう、違う気がする。食べものというには、野菜か魚か鶏肉か、ブロックみたいに組み合わせて食べたいとか食べたくないとか決めるものではない、とでもいうような。

「麻婆は決まった、オイスターソース炒めは決まった」、「それに何を組み合わせる?」 と言われても、さっぱり分からない。比べられないというか。それらは交換可能じゃない。レイヤの切り分けとか、クラス設計が違うというか。

……こういうブロック指向のメニューって独特だよね? 日本の料理とか、イタリア料理なんかでは、あまりないような気がする。中華料理屋さんに入ると、たまにそういうメニューの店があって、不思議だなぁと思います。
2008-02-27 23:32:49 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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