メッセージ。 - OpenBSD/zaurusのインストール
# OpenBSD/zaurusのインストール
ちょっと挑戦中。OpenBSD/zaurusのほうがTitchy Linuxよりハードウェアサポートがしっかりしてそうなのに気付いたので、使いたくなったのです。たとえば、OpenBSD/zaurusでは電源スイッチでサスペンドできるらしいとか。細かいことなんだけど、そういうのの積み重ねで使いやすさって変わってくるじゃん? Titchy Linuxはまだ大雑把で、そのレベルまで詰める前の段階のように思う。(というかまぁ、そういう方向ではなくクイックハックなのかもしれないけど)
でまぁOpenBSD/zaurusについて、インストールでちょっと気になったことなど。
・インストールプロセスの完成度は高い。ぼくのZaurusは(何回か書いてるけど)16GBのCFカードに換装してるのだけど、問題なく認識して次のステップに進んでくれた。good!!!
・ただし、つまづいたところもあり。OpenBSD/zaurusは基本的にシャープ純正ROMと共存させて使うことを想定しているようで、インストーラがipkで提供されている。ところが、ぼくのように純正を綺麗さっぱり消してしまった人間にはこれはつらい。といっても、ちょっと考えれば回避策はあって、それはZaurus標準のメンテナンスカーネルを使うこと。
・Zaurusでは、BIOSに近いレベルのところに複数のLinuxカーネルがインストールされている。マスターブートレコードを書き換えたり、壊れたOSのファイルシステムを修復したりしたいときには、標準で用意されている(普段は目に見えないところに隠れている)メンテナンスカーネルが裏方で働いてくれるイメージ。
・メンテナンスカーネルを起動するには、DとBを押しながらバッテリー室のリセットスイッチを押し、電源ボタンを押せばよい。これで、メンテナンスカーネルが起動して小さなLinuxが起動する(昔のミニルートのような環境)。OpenBSD/zaurusのインストールステップを開始するには、この状態にしておいて次のコマンドを実行する:「insmod /mnt/card/zbsdmod.o; cp /mnt/card/bsd.rd /proc/zboot」。あ、前準備としてコマンドを実行する前に、SDカードにzbsdmod.oとbsd.rdをコピーしとく必要あり。このへんから:http://ftp.jp.openbsd.org/pub/OpenBSD/4.2/zaurus/
・あとは画面の指示どおりにやるだけ。BSDはほとんど使ったことがないのだけど、インストールプロセスもデフォルトの設定もかなりリーズナブルな印象を受けた。
・1つつまづきポイント。パーティションの分割で、「スワップ、/ファイルシステム」みたいなパーティションの切り方をすると、OSインストール後のブートに失敗する。「/ファイルシステム、スワップ」という感じにパーティションを切らなければいけない模様。まだ試していないけどたぶん。
以下参考になったリンクなど。
【レビュー】OpenBSD/zaurus - 生粋のBSD環境を掌の上で楽しむ (1) OpenBSD/zaurus | 家電 | マイコミジャーナル <http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/03/20/openbsd/index.html>
OpenBSD/zaurus on SL-C1000 <http://www10.ocn.ne.jp/~a.koba/openbsd/zaurus.html>
http://ftp.jp.openbsd.org/pub/OpenBSD/4.2/zaurus/INSTALL.zaurus
でまぁOpenBSD/zaurusについて、インストールでちょっと気になったことなど。
・インストールプロセスの完成度は高い。ぼくのZaurusは(何回か書いてるけど)16GBのCFカードに換装してるのだけど、問題なく認識して次のステップに進んでくれた。good!!!
・ただし、つまづいたところもあり。OpenBSD/zaurusは基本的にシャープ純正ROMと共存させて使うことを想定しているようで、インストーラがipkで提供されている。ところが、ぼくのように純正を綺麗さっぱり消してしまった人間にはこれはつらい。といっても、ちょっと考えれば回避策はあって、それはZaurus標準のメンテナンスカーネルを使うこと。
・Zaurusでは、BIOSに近いレベルのところに複数のLinuxカーネルがインストールされている。マスターブートレコードを書き換えたり、壊れたOSのファイルシステムを修復したりしたいときには、標準で用意されている(普段は目に見えないところに隠れている)メンテナンスカーネルが裏方で働いてくれるイメージ。
・メンテナンスカーネルを起動するには、DとBを押しながらバッテリー室のリセットスイッチを押し、電源ボタンを押せばよい。これで、メンテナンスカーネルが起動して小さなLinuxが起動する(昔のミニルートのような環境)。OpenBSD/zaurusのインストールステップを開始するには、この状態にしておいて次のコマンドを実行する:「insmod /mnt/card/zbsdmod.o; cp /mnt/card/bsd.rd /proc/zboot」。あ、前準備としてコマンドを実行する前に、SDカードにzbsdmod.oとbsd.rdをコピーしとく必要あり。このへんから:http://ftp.jp.openbsd.org/pub/OpenBSD/4.2/zaurus/
・あとは画面の指示どおりにやるだけ。BSDはほとんど使ったことがないのだけど、インストールプロセスもデフォルトの設定もかなりリーズナブルな印象を受けた。
・1つつまづきポイント。パーティションの分割で、「スワップ、/ファイルシステム」みたいなパーティションの切り方をすると、OSインストール後のブートに失敗する。「/ファイルシステム、スワップ」という感じにパーティションを切らなければいけない模様。まだ試していないけどたぶん。
以下参考になったリンクなど。
【レビュー】OpenBSD/zaurus - 生粋のBSD環境を掌の上で楽しむ (1) OpenBSD/zaurus | 家電 | マイコミジャーナル <http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/03/20/openbsd/index.html>
OpenBSD/zaurus on SL-C1000 <http://www10.ocn.ne.jp/~a.koba/openbsd/zaurus.html>
http://ftp.jp.openbsd.org/pub/OpenBSD/4.2/zaurus/INSTALL.zaurus
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