メッセージ。 - アメリカの食べ物
# アメリカの食べ物
アメリカの食べ物は美味しくないと聞いていたので、いったいどれほどひどいのか知りたいなぁと思っていた。こういうのは、自分の足と舌で体験しないとなんとも言えないと思うので。それで今回2か月ぐらいの旅行でいろいろ食べて思ったこと:「アメリカの食べ物は、まずいというほどではない」。
今回は貧乏旅行ということもあり、レストランで飲み物込み一人3000円ぐらいまでのレストランしか体験していないのだけど、その範囲では「とびきり美味しいご飯」にありつくことはなかった。でも逆に、「これは不味くて完食できない」というご飯にありつくことも一度もなかった。(1回だけ例外があって、インド人街にあるインド人向けインド料理レストランだけは口に合わなくて少し残してしまった。)
だから、総じて言うと味は普通かなぁ。味の方向性は日本の洋食とかに近くて、口に合わないということはない。塩胡椒が足りなかったり、ちょっと旨みが足りないレストランもしばしばあったけど、目くじら立てるほどではないというか。ただ、朝御飯が甘いケーキだったり、どうしてもパンが多くなったりするので、それは日本人にはしんどいかなぁ。ご飯や麺を食べたくなったらタイ料理とかアジア料理のお店に行かなければいけないのだけど、そういったお店は都市部のダウンタウン以外で探すのが難しかったように思う。
たとえばお昼ご飯を安く(1000円未満で出来るだけ安く)済ませたいなと思ったら、どうしてもチップのいらないようなお店(ファーストフード)になりがち。そしてファーストフードといえばハンバーガー/サンドイッチ屋かピザ屋以外の選択肢がほとんどない。ラーメン屋とかカレー屋があればなぁと思うけど、そういうお店はたぶんなかった。スーパーに行けば、中華や和風(和風といっても照り焼きチキンとか肉類が多い)のお弁当が売っているので、それが一番安あがりかもしれない。
あと最近話題の「お弁当」について。たとえばアメリカの小中学生は遠足などのランチが「ポテトチップスとリンゴ一個」だったりするという話を聞く。日本人の感覚ではこれはひどいと感じるのだけど、そもそもポテトチップスに対する感覚が違うのだと今回の旅行で思った。日本ではポテトチップスは「おやつ」とかジャンクフードなので、お昼ご飯にそんなものを食べさせるというと親がひどくサボっているように感じるけど、これはちょっと公平ではないと思う。
聞くところによると、アメリカやヨーロッパの人は「おやつ」(デザート)に甘いものしか食べない。日本のお煎餅のような、塩気のあるおやつは存在しないのだ。じゃあポテトチップスは何か?というと、あれは「スナック」。「スナック」を辞書で引くと、「急いで取る食事、軽食」だから、れっきとしたご飯(食事)を指すのだね。メキシコ料理で食前にナチョスが出てきたり、ベトナム料理でえびせんべいが付いてくるのに近い感覚なんだろう。たぶん、アメリカのポテトチップスは日本のそれほど塩気が強くなくて、たくさん食べられるようになっている。
チップスはだいたいお芋が原料だから炭水化物。そう考えると、アメリカの人がお弁当にチップスを持たせるというのは、日本人でいうとお弁当におにぎりを持たせるという感覚に近いんじゃないだろうか。ベクトルはまぁ同じというか。要は個々の親がサボっているというよりも、文化がそのようになっているというか。
あと、アメリカの食べ物全般の話に戻ると、パスタがあまり食べられなかったのが残念だったなぁ。レストランのメニューにはパスタがあまり載っていない(あってもミートソースのスパゲティだけとか、よくて3種類から選べるとか)。どのレストランでもパスタは茹ですぎの傾向にあって、またイタリアンレストランは基本的に高かった。カルボナーラを食べたかったけど、日本や本場イタリア風のカルボナーラは見つけられなかった。そういう感じで、どうしても毎食のようにパンを食べることになる。それがちょっとしんどかったなぁ。
今回は貧乏旅行ということもあり、レストランで飲み物込み一人3000円ぐらいまでのレストランしか体験していないのだけど、その範囲では「とびきり美味しいご飯」にありつくことはなかった。でも逆に、「これは不味くて完食できない」というご飯にありつくことも一度もなかった。(1回だけ例外があって、インド人街にあるインド人向けインド料理レストランだけは口に合わなくて少し残してしまった。)
だから、総じて言うと味は普通かなぁ。味の方向性は日本の洋食とかに近くて、口に合わないということはない。塩胡椒が足りなかったり、ちょっと旨みが足りないレストランもしばしばあったけど、目くじら立てるほどではないというか。ただ、朝御飯が甘いケーキだったり、どうしてもパンが多くなったりするので、それは日本人にはしんどいかなぁ。ご飯や麺を食べたくなったらタイ料理とかアジア料理のお店に行かなければいけないのだけど、そういったお店は都市部のダウンタウン以外で探すのが難しかったように思う。
たとえばお昼ご飯を安く(1000円未満で出来るだけ安く)済ませたいなと思ったら、どうしてもチップのいらないようなお店(ファーストフード)になりがち。そしてファーストフードといえばハンバーガー/サンドイッチ屋かピザ屋以外の選択肢がほとんどない。ラーメン屋とかカレー屋があればなぁと思うけど、そういうお店はたぶんなかった。スーパーに行けば、中華や和風(和風といっても照り焼きチキンとか肉類が多い)のお弁当が売っているので、それが一番安あがりかもしれない。
あと最近話題の「お弁当」について。たとえばアメリカの小中学生は遠足などのランチが「ポテトチップスとリンゴ一個」だったりするという話を聞く。日本人の感覚ではこれはひどいと感じるのだけど、そもそもポテトチップスに対する感覚が違うのだと今回の旅行で思った。日本ではポテトチップスは「おやつ」とかジャンクフードなので、お昼ご飯にそんなものを食べさせるというと親がひどくサボっているように感じるけど、これはちょっと公平ではないと思う。
聞くところによると、アメリカやヨーロッパの人は「おやつ」(デザート)に甘いものしか食べない。日本のお煎餅のような、塩気のあるおやつは存在しないのだ。じゃあポテトチップスは何か?というと、あれは「スナック」。「スナック」を辞書で引くと、「急いで取る食事、軽食」だから、れっきとしたご飯(食事)を指すのだね。メキシコ料理で食前にナチョスが出てきたり、ベトナム料理でえびせんべいが付いてくるのに近い感覚なんだろう。たぶん、アメリカのポテトチップスは日本のそれほど塩気が強くなくて、たくさん食べられるようになっている。
チップスはだいたいお芋が原料だから炭水化物。そう考えると、アメリカの人がお弁当にチップスを持たせるというのは、日本人でいうとお弁当におにぎりを持たせるという感覚に近いんじゃないだろうか。ベクトルはまぁ同じというか。要は個々の親がサボっているというよりも、文化がそのようになっているというか。
あと、アメリカの食べ物全般の話に戻ると、パスタがあまり食べられなかったのが残念だったなぁ。レストランのメニューにはパスタがあまり載っていない(あってもミートソースのスパゲティだけとか、よくて3種類から選べるとか)。どのレストランでもパスタは茹ですぎの傾向にあって、またイタリアンレストランは基本的に高かった。カルボナーラを食べたかったけど、日本や本場イタリア風のカルボナーラは見つけられなかった。そういう感じで、どうしても毎食のようにパンを食べることになる。それがちょっとしんどかったなぁ。
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