メッセージ。 - 日記

# 日記

怒っている人を見る。でも、その怒りが正当なものなのか、よく分からない。先入観で判断して、分かったつもりになって、勝手に怒ってるように感じる。世の中には、「自分は分かっている」、「自分は正しい」と思っている人が多すぎる。弱い人間を見たとき、その人が弱いからといって責めてどうなる? 弱い人間が、どうして弱いのかを理解しようとしなければ、何も変わりはしない。そうじゃないかな? ……少なくとも、相手のことをよく分かっていない状況で、でも自分がなにかをしたくて仕方なくなったのならば、相手のことを知ることから始めるべきで、そこをすっ飛ばして怒ったって仕方がない。と思う。だからさぁ、ちょっと冷静になって、優しい言葉で尋ねてみることから始めたらどうかなぁ?

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アメリカを旅行中、なんかいかスターバックスに入った。日本では、スターバックスは高いし、ぼくはコーヒーを飲まない人間なので、「スターバックスはあまり好きじゃないなぁ」と思っていた。でもアメリカのスターバックスは安かった。レモネードのスムージーみたいなのが150円ぐらい。安い。それに、スターバックスはけっこういろんなところにあって、暑くってまいってるときなんかに助かる。アメリカの人がスターバックスを贔屓にするのは分かる気がするなぁ。大袈裟かもしれないけど、アメリカ人からすれば、スターバックスは砂漠のオアシスみたいに感じられるのかもしれない。

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アメリカを旅行中、マクドナルドに一度だけ入った。ビッグマックは日本とほぼ同じ大きさで、味も同じ。値段も同じぐらいでセットが650円ぐらいかなぁ。これじゃあアメリカの人はお腹いっぱいにならないと思った。あと、100円マックみたいなのもないので、余計にお腹いっぱいにならないだろうなぁ。ほかのファーストフードに比べると割高な感じ。

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アメリカ旅行でいろいろ感じたことや、知ったことがあって、なにかメモに残したい。でも、どういう形でメモにすればいいのかなぁ。ここで日記という形で、思い出したときに書けばよいかしら。

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そうそう。アメリカを旅行しているとき、外出中はけっこう気を遣って疲れたのだった。アメリカでは、「ストリートは危ない場所」という感じがあって、ストリートより一段安全な場所は「お店など私有の建物の中」。一番安全で、唯一気が抜けるのは、「ホテルの自分の部屋の中」という感じだった。ほかの人がどう感じているのかは分からないけど、ガイドブックを読んだり、街を歩いたりしている限りは、そういう感覚で合っているのかなぁと。で、もしそうだとしたら、スターバックスみたいなお店の価値は一層高まると思うんだな。なにしろ道ばたで休むわけにはいかないのだから、安くて休憩できるお店があるのは有り難い。

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予定調和がつまらないなぁと思う。どうして市場には、こんなに予定調和したモノばっかりが溢れかえっているのだろうか。天然に存在するはずのリアリティをほぼ完全に消臭して、予定調和だけを形にすることに、どういう意味があるんだろう? 個人的には、そういった予定調和モノはまったく面白く感じないのだけど、逆に市場には予定調和モノしか存在しないという現実。全然意味が分からない。市場にはリアルは存在できないということなのかなぁ? それはまぁそのとおりというか、「市場とリアルは相反する」(消費されるものと消費されざるもの)という理屈はぼくが長年考えて辿り着いた仮説ではあるけど。でもそれにしたって、リアルの存在感が薄すぎる。リアルが遠すぎて、もうほとんど手の届かないところにあるかのように感じる。疑問なのは、ぼく以外の人は、この状況になにも感じないのだろうかということ。誰も彼もが、今ほどに予定調和を欲しがっているのだろうか。よく分からない。ぼくは間違った場所を探しているんだろうか。まぁそうなんだろうな。
2008-08-21 23:38:06 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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