メッセージ。 - にゃー
# にゃー
ここのところ、ずっと暗い世相だ。世界で起きている戦争のこと、疫病のこと、災害のこと、事故のこと、政治のこと。言いたいことが山ほどある。それらのことを調べ、考える。ときには何がしかを書きはじめて送信ボタンを押す寸前まで行くこともある。
でも、難しい。結局のところぼくは何もできない。世界を変えられない。ぼくの言うことも書くことも、いま起きている悲惨な出来事の前では無力だ。どんなに正論を振りかざしてもまったく虚しい。ぼくは安全な場所にいるだけで何も行動していないし、たいしたことをすることもできない。綺麗事を並べれば並べるほど、自分の愚かさを痛感して嫌になる。
だから何も書けずにいる。気になって心配しているあの人たちのことも、地域のことも、書けない。「そうじゃないでしょう」と憤るニュースについても書けない。逆に手元にある日常のささいなことも書くことを憚られる。
たとえば「今日は空が綺麗だった。それだけでいい日だった」なんて思う日もある。でも、ふと我にかえって世界に目を向けると、そんなことを思っていいのかとも思う。「いい日だった」なんていう言葉が、誰かを傷付けてしまうことが怖い。本当に「いい日」だったんだろうか。
それが率直な気持ち。自分にはどうすればいいのか分からない。でも、ある程度分かっていることもあり、分かっていないこともある、と思う。
子供のころ、世界は変えられると思っていたし、いまでもちょっとぐらいなら変えられると信じている。でも21世紀になって、あるいは大人になって。この世界で何が起きているのかを、知ることすら難しいと感じている。
ときには間違うこともあるけれど、大人の言うことは正しいと思って生きてきた。でもいつからか、実際には新聞の言うことも、偉い人が言うことも、大統領の言葉さえ、正しいのかどうか疑わなければいけなくなってしまった。
「大人の言うことが正しくない」とか、「大人は何もできない」という気持ちがどんどん増えている。誰かを責めているわけじゃない。自分自身大人になって、何が正しいのか正直分からないし、何ができるかと問われても答えに窮する。でも、こんなのあんまりだという気持ちもある。
ぼくは世界につながっている。世界のなかで果たすべき責任がある。その責任とは何か。そして、責任を果たした先に何があるのか。何をもらい、何を与えるのか。あるいは逆に、ぼくは世界につながっているとして、「どのくらい」つながっているのか。
結論は出ない。いまのところ。でも、まだ、ぼくは生きている。いまのところ。
でも、難しい。結局のところぼくは何もできない。世界を変えられない。ぼくの言うことも書くことも、いま起きている悲惨な出来事の前では無力だ。どんなに正論を振りかざしてもまったく虚しい。ぼくは安全な場所にいるだけで何も行動していないし、たいしたことをすることもできない。綺麗事を並べれば並べるほど、自分の愚かさを痛感して嫌になる。
だから何も書けずにいる。気になって心配しているあの人たちのことも、地域のことも、書けない。「そうじゃないでしょう」と憤るニュースについても書けない。逆に手元にある日常のささいなことも書くことを憚られる。
たとえば「今日は空が綺麗だった。それだけでいい日だった」なんて思う日もある。でも、ふと我にかえって世界に目を向けると、そんなことを思っていいのかとも思う。「いい日だった」なんていう言葉が、誰かを傷付けてしまうことが怖い。本当に「いい日」だったんだろうか。
それが率直な気持ち。自分にはどうすればいいのか分からない。でも、ある程度分かっていることもあり、分かっていないこともある、と思う。
子供のころ、世界は変えられると思っていたし、いまでもちょっとぐらいなら変えられると信じている。でも21世紀になって、あるいは大人になって。この世界で何が起きているのかを、知ることすら難しいと感じている。
ときには間違うこともあるけれど、大人の言うことは正しいと思って生きてきた。でもいつからか、実際には新聞の言うことも、偉い人が言うことも、大統領の言葉さえ、正しいのかどうか疑わなければいけなくなってしまった。
「大人の言うことが正しくない」とか、「大人は何もできない」という気持ちがどんどん増えている。誰かを責めているわけじゃない。自分自身大人になって、何が正しいのか正直分からないし、何ができるかと問われても答えに窮する。でも、こんなのあんまりだという気持ちもある。
ぼくは世界につながっている。世界のなかで果たすべき責任がある。その責任とは何か。そして、責任を果たした先に何があるのか。何をもらい、何を与えるのか。あるいは逆に、ぼくは世界につながっているとして、「どのくらい」つながっているのか。
結論は出ない。いまのところ。でも、まだ、ぼくは生きている。いまのところ。
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