メッセージ。 - にゃー

# にゃー

やばい。超いまさらだけど、自分の中でEmacs祭が始まっている。Emacs超いいじゃん!こんなクールなソフトウェアがあったなんて知らなかった。いや、ずっとずっと使ってたんだけど。知らなかった。その良さに長い長いあいだ気付けなかった。

何が良いって、エディタなのに自分の好きな機能を追加できる。「カスタマイズ」とか「マクロが組める」とかいう領域を遥かに越えている。エディタなのにファイルマネージャとして使えるし、ファイルマネージャ自体も自由にカスタマイズできるというか、自分だけのファイルマネージャを作れる。しかもけっこう簡単に。ファイルマネージャ以外にも、PC上での暮らしを良くするいろいろが作れる。

ただいくつか弱点もあって、その一つはEmacs
Lispでプログラムを書かないといけないこと。ぼくはLispは全然嫌いじゃないし、EmacsはLispを書くためのサポート機能も充実しているけど、それでもやっぱりモダンな言語に比べたら構造化しにくいしメンテナンスしにくいと思う。

だからちょっと複雑な機能を実装したいときは、バックエンドをPureScriptとかの構造化しやすい言語で書いて、Emacsをフロントエンドとして使いたくなる。どんな言語でもたいていそうだろうけど、UIを書くのはけっこう面倒くさい。低レイヤのコードをたくさん書かないといけなくてバグも出やすい。なのに柔軟性に欠ける。EmacsをUIレイヤとして使えばかなり楽できるというか、Emacs使いにはむしろご褒美。良いツールができても他のユーザー(普通の人)に配布しにくいのが難点だけど。

もう一つの弱点はマニュアルが読みにくいこと。他の言語のマニュアルに比べて特段悪いというわけではないけど、良くもない。マニュアルのせいもあってEmacsの良さに気付くのにこんなに時間がかかったのではないかとも思う。Emacsはマニュアルを読む気にならないんだよね。ソースコードも長くて読む気になれないし、ネットで検索するのも難しい。PureScriptのマニュアルとかソースコードなんかは、ミステリー小説を読むみたいに面白く読めるんだけど、そういう感じではない。精進が足りないだけかもしれないけど。
2024-11-02 23:57:02 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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