メッセージ。 - にゃー
# にゃー
「カメラ市場に再び暗雲が垂れ込めている」というBCN?さんの記事が最近公開されたらしい。関連していくつか意見を述べられているYouTuberの人を見掛けた。
https://www.youtube.com/watch?v=a1ZmD08Vvt0
https://www.youtube.com/watch?v=s-raUVnGggA
どちらも興味深くって、記憶に残ったフレーズとしては「写真には記録用途とアートの用途があって、スマホは記録用」というものとか、「身近なものを綺麗の撮るとか、動画を撮るという点ではスマホで十分であり、その分野ではむしろ一眼カメラは負けている。普通の人にはスマホで十分で、普通の人をカメラに呼び込むこと自体が不可能じゃないか。どうしてカメラメーカーは高性能化に突き進むのか?」といったニュアンスの意見かな。
たしかに、普通の人にとってわざわざカメラを買う意義が、2024年時点では少ないと思う。旅行の記念にとか、日常生活のスナップにという用途はスマホで十分だろうし、カメラというのは大きくて重くて高価なので、わざわざ買ってまで使おうという人は少ないだろう。
とくにプロではない「記録」用途の人(大半の人)には「カメラを買ったほうがいいよ」とは勧められない。ただ、目的が記録ではなくアートになるなら、いまでもカメラは面白いと思う。もちろんスマホでもアーティスティックな写真は撮れると思うけど、カメラで写真を撮るのには、なんていうのかなぁ・・・楽しさとか、手作りする感じ、アナログのダイレクトさがある。車でいえばATとMTの違いのような。スマホがATでカメラがMTね。
いや、カメラのほうでもAFにAIが適用されたりとか、高速連射とかで、カメラメーカーは自動化技術を頑張っているので、必ずしも「手作りする感じ、アナログのダイレクトさ」ではない方向性にカメラメーカーさんは突き進んでいるけれども、それはあくまで「スマホと差別化せねばならない」とか「技術は進展させねばならない」というカメラメーカーの宿命とか使命感、常識がそうさせている気がしていて、アートとは別方向の力学が働いていると思う。
「アート」という意味では、いまでもカメラは楽しいし、楽しむためには必ずしも高性能・高機能は必要ないというか、むしろ不便でいいから安くてfun to useなものが、もう少しカメラメーカーから出てほしいなぁと思う。
あと、カメラメーカーにとってスマホとの差別化がビジネス上必要だというのは分かるのだけど、だったら以下のような需要に対応するのはどうなんですかね?
- 監視カメラとか定点カメラ
- ドローン
- 360度被写体を追従してくれるカメラ(360度カメラとかOSMO Pocketのようなもの)
- ライフレコーダー(ドライブレコーダーのようなものだけど、人間の身に付けて「あっ」というイベントが起こったときに後から記録を明示的に残せる」)
- 使い捨てのようなカメラ
- 不便を楽しむカメラ
「いままでのカメラの形」「いままでのカメラの用途」にこだわるから、スマホの登場によって皆が「カメラ」を欲しがらなくなっているのであって、外の世界に目を向ければ、皆が欲しがってスマホでは用途を満たせないような製品はまだまだ作れるんじゃないかと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=a1ZmD08Vvt0
https://www.youtube.com/watch?v=s-raUVnGggA
どちらも興味深くって、記憶に残ったフレーズとしては「写真には記録用途とアートの用途があって、スマホは記録用」というものとか、「身近なものを綺麗の撮るとか、動画を撮るという点ではスマホで十分であり、その分野ではむしろ一眼カメラは負けている。普通の人にはスマホで十分で、普通の人をカメラに呼び込むこと自体が不可能じゃないか。どうしてカメラメーカーは高性能化に突き進むのか?」といったニュアンスの意見かな。
たしかに、普通の人にとってわざわざカメラを買う意義が、2024年時点では少ないと思う。旅行の記念にとか、日常生活のスナップにという用途はスマホで十分だろうし、カメラというのは大きくて重くて高価なので、わざわざ買ってまで使おうという人は少ないだろう。
とくにプロではない「記録」用途の人(大半の人)には「カメラを買ったほうがいいよ」とは勧められない。ただ、目的が記録ではなくアートになるなら、いまでもカメラは面白いと思う。もちろんスマホでもアーティスティックな写真は撮れると思うけど、カメラで写真を撮るのには、なんていうのかなぁ・・・楽しさとか、手作りする感じ、アナログのダイレクトさがある。車でいえばATとMTの違いのような。スマホがATでカメラがMTね。
いや、カメラのほうでもAFにAIが適用されたりとか、高速連射とかで、カメラメーカーは自動化技術を頑張っているので、必ずしも「手作りする感じ、アナログのダイレクトさ」ではない方向性にカメラメーカーさんは突き進んでいるけれども、それはあくまで「スマホと差別化せねばならない」とか「技術は進展させねばならない」というカメラメーカーの宿命とか使命感、常識がそうさせている気がしていて、アートとは別方向の力学が働いていると思う。
「アート」という意味では、いまでもカメラは楽しいし、楽しむためには必ずしも高性能・高機能は必要ないというか、むしろ不便でいいから安くてfun to useなものが、もう少しカメラメーカーから出てほしいなぁと思う。
あと、カメラメーカーにとってスマホとの差別化がビジネス上必要だというのは分かるのだけど、だったら以下のような需要に対応するのはどうなんですかね?
- 監視カメラとか定点カメラ
- ドローン
- 360度被写体を追従してくれるカメラ(360度カメラとかOSMO Pocketのようなもの)
- ライフレコーダー(ドライブレコーダーのようなものだけど、人間の身に付けて「あっ」というイベントが起こったときに後から記録を明示的に残せる」)
- 使い捨てのようなカメラ
- 不便を楽しむカメラ
「いままでのカメラの形」「いままでのカメラの用途」にこだわるから、スマホの登場によって皆が「カメラ」を欲しがらなくなっているのであって、外の世界に目を向ければ、皆が欲しがってスマホでは用途を満たせないような製品はまだまだ作れるんじゃないかと思う。
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