メッセージ。 - diary

2005-05-31

# 雑誌についてふと思ったこと

ほんと、雑誌の役割って変わったなーと、ふと思った。

昔は雑誌って保存するためのものだった(少なくともぼくにとっては)。書いてある内容はパラパラと流し読みしておいて必要なときに探す。そのために雑誌は取っておくべき対象だった。でもいまは違うように思う。「あれどこかにあったな」と思っても、雑誌を調べるよりはGoogle先生に聞くほうが早い。雑誌をめくろうとは思わないだろう。技術情報誌はとくにそうだ。

「情報がまとまっていること」、「ノイズが少ないこと」が雑誌の売りとはいえるか。「ダイジェスト性」と呼べるかもしれない。昔ぼくが雑誌に必要としていた機能性というものは、そういうことじゃなかった。雑誌は、それを買い続けていなければ損をすると思わせる機能を持っていた。いまの雑誌にはそれがあまりないかもしれない。
2005-05-31 17:11:06 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2005-05-30

# バージョン管理システムを作る話

http://tiki.is.os-omicron.org/tiki.cgi?c=v&p=git
 git -- Linuxのソースを管理するためBitKeeperに代わって現在使われているツール。

そうか、SHA-1(ファイルの内容から一意な文字列を作る仕組み)の結果を、ファイル名にする手があったか! ぼけーっとgitの説明を読んでいたら、「そういやぼくも、最近バージョン管理システムを作ったのだった」と思い出した。

これがまた、仕組み的によく似てるのだ。任意のファイル名を付けてrsyncでマージ。お手軽だもんね。もっともぼくは、モバイル環境や会社/自宅で作ったメモやプログラムの管理に使おうと思ってるんだけど(機能が足りなくて絶賛放置中なのだ)。似てるってことは、筋が悪くないってことだよね。うへへ♪
2005-05-30 22:44:48 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

# 妙にツボにはまった

「いや、結局なにが一番大事かって、自己再帰的に考えられること、内省できることじゃないか?」

少し前、自分の日記にコメントを付けようとしてブラウザを起動したままほったらかしていた。そこに残っていたコメント。
2005-05-30 19:47:07 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

# こんなものを読ませてしまいました……

ええーい、くだらんことを日記に書くな!

と思うときと、思わないときがある。「くだらん」と思うのは、かまって君のときかな? 自分のことを知ってほしい、自分のためにコストをかけてほしいという意識が透けて見えるような。その人が全面的に悪いと言っているのではない。正確に言うと、透けて見えるというのは、ぼくが色眼鏡をかけているからかもしれないし、相性が悪くて、一般に見えるはずのないものが見えているのかもしれないから。でもとにかく。そんなことをぼくに読ませてどうするんだ!と思う。読みに行ってるのが分かってるはずなのに。腹が立つ。正直に言うとそういう感じ。

ただ、こういうのって紙一重なんだよねぇ。今日なに食べたとか、デザートの作り方とか、女の子とお茶をしたとか、そういうのを面白く読ませる人も世の中にはいる。それと、食べ物の話ってのはなんとなく嫌な感じがしない。気分転換に読みたくなるような日記は、今日なに食べたとかナントカを作ったとか、そういうネタが案外多いような気がする。

なんかよく分からんけど、読みたくなる日記と読みたくない日記があるというお話!
2005-05-30 03:06:50 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2005-05-28

# 生兵法はなんとやら

ツールとか作ってて思うんだけど、自分だけで使うためのものと誰かに使ってもらうためのものでは、クオリティが大きく違うなぁ。たとえば自分で作った自分のためのツールは、バグがあってもかまわないし、足りない機能があっても問題ない。手作業や運用でなんとかできるからだ。逆に言えば、自分用のツールってのは手作業や運用の補助が必要なクオリティで十分役立つし、労力とメリットの損益分岐点を考えると、ほどほどに作り込むのが一番いい。

「プログラミングができる」という人はたくさんいるけど(ぼくもそうだけど)、人に使ってもらうためのレベルになるには、それなりに高いハードルがあるんだ。そして一般的に、そういったハードルの高さというものはあまり認知されていないし言葉にしにくい。これはプログラムに限ったことではないのだと思う。何事をするのでもそれなりに大変ということだ。

資格だけ持っていても現場で使えないというのはそういうことだろうし、「大人と子供の違い」というのも同じ問題を指摘しているように思う。ぼくはオタクには「よいオタク」と「悪いオタク」がいると思ってるのだけど、その二者を分けるのも、そういったことに対する観念のように思う。周辺の事情を勘案して現実に対してコミットできること。言うは易し、行うは難しだ。コードも書かない人に……、いや、もうやめときます。
2005-05-28 20:01:34 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2005-05-27

# Lightweight Language Day and Night

http://ll.jus.or.jp/2005/
 Lightweight Language Day and Night(通称:LLDN)

今日からチケットが買えるらしい。例年人気のイベントだから早めに買っとこうっと。
2005-05-27 19:23:49 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

# のび太VSドラえもん

http://www.h6.dion.ne.jp/~ieinu/ndmokuji.html
 のび太VSドラえもん

ちょっと古いネタだけど、面白かった&後で読みたいのでメモ。
2005-05-27 18:39:16 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2005-05-26

# 価格.com祭り?

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0505/25/news086.html
  流出したメールアドレス2万2511件の持ち主への補償は行わない。「自社内部の問題による情報流出ではなく、悪意の第三者からのハッキングによる情報詐取のため」(穐田社長)。

あー。こりゃダメだ。たとえば悪意の第三者が銀行強盗をして預金をすべて奪った場合、銀行は預金者にお金を返済する義務がないか? あるでしょう? 悪意の第三者による攻撃だろうが自らの過失だろうが、客から預かった資産を失ってそれを補填できないのなら(そのリスクを取れないのなら)、ビジネスが成り立っていない。

あるいは、今回の件は補填が必要なほどの損失がないという認識なのかもしれない。たしかにメールアドレスの流出ぐらいは、まぁ、ぼくがされても目くじらを立てない。だけどその前に、「悪意の第三者」うんぬんという理屈は間違っている。じゃあなぜ間違ったのか? その理由は想像するしかないが、結局は価格.comという会社の人格に問題があるんじゃないかと、ぼくは感じた。

もし本当に、そういう人格の会社なら、個人情報にせよ信用にせよぼくは価格.comに少しでも資産を預けるような行為をしたいとは思わない。

# しかしまぁ、ITMediaの記事自体がずいぶん嫌悪感を露にした書き方だなぁ。よほどひどい発表だったんだろうか。それとも記事を書いたITMediaの記者さんはまだ若いのだろうか。……って、岡田有花記者か。うーむ。
2005-05-26 17:43:15 / ふじさわ / Comment: 1 / Trackback: 0

# 日記についてふと思う

当たり前なんだけど、mixiに日記を書いてても、リンクしてくれる人が少ないなぁ。日記を書いてすぐは、マイミクの人たちがたくさんアクセスしてくれる。でも、その後話題になったり知らない人が見にきたりということは、ほとんどない。

いまさらだけど、新しい出会いとかは思ったより期待できないのかもしれない。あるいはぼくの性格の問題かなぁ。知らない人のページにアクセスして、日記を読んだりしたいと滅多に思わないし。

で、そういう使い方をしている限り、mixiの日記というのは結局、徹底的なフロー型コンテンツになっているのだと思う。その場限りのものとして消費される日記。それは、流行をキャッチしたりコミュニケーションをするのにはよい。

でもそれは、ぼくが何かを書きたい動機からは、ちょっと物足りないような気もする。もうそろそろmixiを使いはじめて1年だ。
2005-05-26 17:13:46 / ふじさわ / Comment: 2 / Trackback: 0
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