メッセージ。 - diary
2007-12-26
# 最近のこと
最近は冴えない。うつらうつらとしているうちに、時間が過ぎていく。
言いたいことはたまに浮かぶけど、ぼくが言わなくても、ぼくよりうまく、誰かが書いてくれている。
何かを否定する気も、肯定する気も起きない。
--
でも、うれしかったことも、いくつかはあるかな。
それはとても個人的なこと。
--
そうそう。そう言えば。
今年一番よかった映画は、『ヨコハマメリー』です。
1990年代のなかばごろまで横浜にいた、奇妙な風体の老婆をあつかったドキュメンタリー映画。
とうに腰の曲がったお婆さんが、異様に塗りたくった化粧姿で街角に立って、街行く人たとから
気味悪がられていたそうです。人呼んで「ハマのメリーさん」とか。
映画にはそのメリーさんがほとんど出てこず、メリーさんを知る人たちによる
たくさんのインタビューで、メリーさんはどんな人だったのか、メリーさんとは何だったのかが
語られます。
ぼくはメリーさんとは入れ違いに横浜に来て、お会いしたことはないのだけど、
この映画を見ていると胸を締め付けられるような思いになりました。この先も、何度もなんども
観たくなる映画のように予感しています。たぶん、横浜とは縁もゆかりもない人でも、
この映画を観た人は同じように感じるでしょう。
ハマのメリーさんと、彼女をとりまく人々。誰も知らない街の片隅に生きる人々の姿。
横浜というスケールをはるかに超え、生きるということを見つめさせられました。
言いたいことはたまに浮かぶけど、ぼくが言わなくても、ぼくよりうまく、誰かが書いてくれている。
何かを否定する気も、肯定する気も起きない。
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でも、うれしかったことも、いくつかはあるかな。
それはとても個人的なこと。
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そうそう。そう言えば。
今年一番よかった映画は、『ヨコハマメリー』です。
1990年代のなかばごろまで横浜にいた、奇妙な風体の老婆をあつかったドキュメンタリー映画。
とうに腰の曲がったお婆さんが、異様に塗りたくった化粧姿で街角に立って、街行く人たとから
気味悪がられていたそうです。人呼んで「ハマのメリーさん」とか。
映画にはそのメリーさんがほとんど出てこず、メリーさんを知る人たちによる
たくさんのインタビューで、メリーさんはどんな人だったのか、メリーさんとは何だったのかが
語られます。
ぼくはメリーさんとは入れ違いに横浜に来て、お会いしたことはないのだけど、
この映画を見ていると胸を締め付けられるような思いになりました。この先も、何度もなんども
観たくなる映画のように予感しています。たぶん、横浜とは縁もゆかりもない人でも、
この映画を観た人は同じように感じるでしょう。
ハマのメリーさんと、彼女をとりまく人々。誰も知らない街の片隅に生きる人々の姿。
横浜というスケールをはるかに超え、生きるということを見つめさせられました。
2007-12-20
# ハーメルンの笛吹き
MORI LOG ACADEMY: 本当に考えたの?
http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/12/post_1581.php
森さんが書いていることはよく分かる。
----
「好きを貫く」よりも、もっと気分よく生きる方法 - 分裂勘違い君劇場
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20071209/1197232409
誰かから「好きを貫け」とか言われないと貫けないような「好き」は、本物の好きじゃない。おいらの考えでは、「好き」ってのはもっと業に近い。
たとえばモーツアルトやアインシュタインに対して、誰かが「好きを貫け」などと言う必要があっただろうか? なかっただろう。彼らは、周りの人がなんと言おうと彼らの仕事をやっただろうし、そうせざるを得なかったとぼくは思っている。
才能や「好き」というのは、一種の憑き物に近い。本人が「この道を通りたくない」と思っても知らぬ間にそこを通ってしまっている類のものだし、周りの人が「あの道を行け」と言おうと言うまいと結果には関係がない。彼らは抗いようもなく、その仕事をやってしまうのだ。「好き」とか才能を突き詰めて言えば、そういうことだいうのがぼくの考え。
分裂勘違いさんは、梅田さんを「近代的だ」と指摘したけど、まさにそのとおり。梅田さんが言う「好きを貫け」というのは、近代にありがちな共同幻想にすぎない。その程度の言葉に躍らされる普通の「人々」を動員してマスとしての生産性を上げる手法か、あるいは超人思想がそこにあるのではないかと思う。
http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/12/post_1581.php
森さんが書いていることはよく分かる。
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「好きを貫く」よりも、もっと気分よく生きる方法 - 分裂勘違い君劇場
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20071209/1197232409
誰かから「好きを貫け」とか言われないと貫けないような「好き」は、本物の好きじゃない。おいらの考えでは、「好き」ってのはもっと業に近い。
たとえばモーツアルトやアインシュタインに対して、誰かが「好きを貫け」などと言う必要があっただろうか? なかっただろう。彼らは、周りの人がなんと言おうと彼らの仕事をやっただろうし、そうせざるを得なかったとぼくは思っている。
才能や「好き」というのは、一種の憑き物に近い。本人が「この道を通りたくない」と思っても知らぬ間にそこを通ってしまっている類のものだし、周りの人が「あの道を行け」と言おうと言うまいと結果には関係がない。彼らは抗いようもなく、その仕事をやってしまうのだ。「好き」とか才能を突き詰めて言えば、そういうことだいうのがぼくの考え。
分裂勘違いさんは、梅田さんを「近代的だ」と指摘したけど、まさにそのとおり。梅田さんが言う「好きを貫け」というのは、近代にありがちな共同幻想にすぎない。その程度の言葉に躍らされる普通の「人々」を動員してマスとしての生産性を上げる手法か、あるいは超人思想がそこにあるのではないかと思う。
2007-12-18
# ブータン
ブータンとその国王 - 生きてみた感想
http://d.hatena.ne.jp/voleurknkn/20071215
ブータン王国に学ぶリーダーシップの形 ガバナンス・リーダーシップ考 RIETI 経済産業研究所
http://www.rieti.go.jp/users/nishimizu-mieko/glc/004.html
すごい人とすごい国があるもんだなぁ。こういう人たちと仕事がしたい。読み途中だけどメモ。
http://d.hatena.ne.jp/voleurknkn/20071215
ブータン王国に学ぶリーダーシップの形 ガバナンス・リーダーシップ考 RIETI 経済産業研究所
http://www.rieti.go.jp/users/nishimizu-mieko/glc/004.html
すごい人とすごい国があるもんだなぁ。こういう人たちと仕事がしたい。読み途中だけどメモ。
2007-12-13
# 日記
住みたいところに住める俺: 日本人は「生きて」いない
http://remote.seesaa.net/article/69979822.html#trackback
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眞鍋かをりのココだけの話 powered by ココログ: だったらオマエがやってみろ!
http://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_70ca.html
眞鍋さんはけっこう好き。
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Doblog - Joe's Labo - 「労働者の権利を守れ!」の労働者って誰だろう?
http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090/2615623#2615623
Joeさんって、あの(元)富士通の城繁幸さんかぁ。ここに書かれていることは一面としてすごくまともな指摘だと思う。ただ、おいらは最近アメリカやイギリス流に懐疑的なので、自分の中では保留。
http://remote.seesaa.net/article/69979822.html#trackback
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眞鍋かをりのココだけの話 powered by ココログ: だったらオマエがやってみろ!
http://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_70ca.html
眞鍋さんはけっこう好き。
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Doblog - Joe's Labo - 「労働者の権利を守れ!」の労働者って誰だろう?
http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090/2615623#2615623
Joeさんって、あの(元)富士通の城繁幸さんかぁ。ここに書かれていることは一面としてすごくまともな指摘だと思う。ただ、おいらは最近アメリカやイギリス流に懐疑的なので、自分の中では保留。