メッセージ。 - diary
2007-03-13
# うまく言えないけど
たとえばコンピュータのOSは、基本的にそのシステム自身が書き変わることなく動いている。日々ユーザーがコンピュータを使えるよう、さまざまなパラメータやデータがOSで処理されるけれども、それらは基本的にOS自身を変更するものではない。OSは、今日も明日もその機能を変えない。プログラムされたとおりに動く。
でも一方で人間のOSは、それ自身が毎日変化している。人間のOSである心や思考は、外部からの入力によって大きく変化しうるし、内部処理がおかしくなって大きく破損することもある。たとえばぼくの心や思考は、容易に袋小路に入り得る。そう小さくない可能性で、明日鬱病や分裂病になるかもしれないし、変な宗教に入ってしまうかもしれない。
そうなったとき、ぼくはぼく自身の心と思考で、正常な状態に戻ることができなくなる。いや、正確に言えばいま現在でさえ、ぼく自身の心と思考は、ぼくの心と思考をコントロールしきれているとは言えないのだけど。とにかくぼくは、大きなリスクを背負っている。緊急の課題だ。ぼくがそのように破壊されてしまったときのために、何らかの回復手段を用意しておかなければならない。
そこでお願いなんだけど。ぼくの心や思考がもし壊れてしまったら、あなたの手で、ぼくを再起動してくれないだろうか。ぼくが最悪の状態になっていたら、ぼくの心と思考を完全に消去してくれていい。その後であなたの心と思考を種にして、ぼくをブートストラップしてほしい。その場合、ぼくはぼく自身でなくなってしまうけれど、仕方がないと思ってる。
急いで付け加えておかなければいけないことがある。この手術は失敗のリスクが高いし、楽な仕事じゃない可能性がある。その場合は、無理にぼくを直そうとしてくれなくていい。損傷がひどすぎたんだと諦めるから。どのような結果も受け容れる準備ができている。だからくれぐれも無理はしないように。ただ、ぼくがその状態になってしまう前に、あなたに伝えておきたかったんだ。
でも一方で人間のOSは、それ自身が毎日変化している。人間のOSである心や思考は、外部からの入力によって大きく変化しうるし、内部処理がおかしくなって大きく破損することもある。たとえばぼくの心や思考は、容易に袋小路に入り得る。そう小さくない可能性で、明日鬱病や分裂病になるかもしれないし、変な宗教に入ってしまうかもしれない。
そうなったとき、ぼくはぼく自身の心と思考で、正常な状態に戻ることができなくなる。いや、正確に言えばいま現在でさえ、ぼく自身の心と思考は、ぼくの心と思考をコントロールしきれているとは言えないのだけど。とにかくぼくは、大きなリスクを背負っている。緊急の課題だ。ぼくがそのように破壊されてしまったときのために、何らかの回復手段を用意しておかなければならない。
そこでお願いなんだけど。ぼくの心や思考がもし壊れてしまったら、あなたの手で、ぼくを再起動してくれないだろうか。ぼくが最悪の状態になっていたら、ぼくの心と思考を完全に消去してくれていい。その後であなたの心と思考を種にして、ぼくをブートストラップしてほしい。その場合、ぼくはぼく自身でなくなってしまうけれど、仕方がないと思ってる。
急いで付け加えておかなければいけないことがある。この手術は失敗のリスクが高いし、楽な仕事じゃない可能性がある。その場合は、無理にぼくを直そうとしてくれなくていい。損傷がひどすぎたんだと諦めるから。どのような結果も受け容れる準備ができている。だからくれぐれも無理はしないように。ただ、ぼくがその状態になってしまう前に、あなたに伝えておきたかったんだ。
2007-03-11
# 日々
zshの綴りだけど。「Zsh」ではなくて「zsh」、です。
あんな風に間違いが広がるのを見るのはつらい……。
----
先日、会社で同じフロアにいる人が、電話口で話しているのを見て思った。
その人は、社外の人と話していて、普段ぼくらと話すときと全然違う声色、話し方になる。
そのときも、電話口で大笑いしていたかと思った次の瞬間には、部下に対して落ち着いた指示を出していた。
そのとき。「ああ、こういうのって、家族みたいだな」って思った。
外の人と喋るときと、中の人と喋るときで、別の話し方や別の言葉を持つ。
小さいころもよく、母がそうやって声色を変えるのを見ていた。
昔は、そうやって声色を変える母が、ちょっと嫌いだったんだよね。
理由はよく分からない。高い声、普段と違う言葉遣い、ありもしないものを、
さもそこに在るように表現することに、嫌悪感を感じていたのかもしれない。
でも、だんだん慣れていって、それが嫌なものじゃなくなった。
実はぼくは、職場で電話に出るのが苦手に感じるときがある。
電話で誰かと話すのを、同じ職場にいる人に見られたくないと感じるからだ。
でも、そんな風にいくつかの顔を使い分けるようコントロールしようとしすぎたら、
仕事ってうまくいかない。
そういうのを乗り越えられてこそ、いい職場って作れるのかもしれない。
ちょっとしたことだけど、ちょっとしたことが難しいなぁ。
あんな風に間違いが広がるのを見るのはつらい……。
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先日、会社で同じフロアにいる人が、電話口で話しているのを見て思った。
その人は、社外の人と話していて、普段ぼくらと話すときと全然違う声色、話し方になる。
そのときも、電話口で大笑いしていたかと思った次の瞬間には、部下に対して落ち着いた指示を出していた。
そのとき。「ああ、こういうのって、家族みたいだな」って思った。
外の人と喋るときと、中の人と喋るときで、別の話し方や別の言葉を持つ。
小さいころもよく、母がそうやって声色を変えるのを見ていた。
昔は、そうやって声色を変える母が、ちょっと嫌いだったんだよね。
理由はよく分からない。高い声、普段と違う言葉遣い、ありもしないものを、
さもそこに在るように表現することに、嫌悪感を感じていたのかもしれない。
でも、だんだん慣れていって、それが嫌なものじゃなくなった。
実はぼくは、職場で電話に出るのが苦手に感じるときがある。
電話で誰かと話すのを、同じ職場にいる人に見られたくないと感じるからだ。
でも、そんな風にいくつかの顔を使い分けるようコントロールしようとしすぎたら、
仕事ってうまくいかない。
そういうのを乗り越えられてこそ、いい職場って作れるのかもしれない。
ちょっとしたことだけど、ちょっとしたことが難しいなぁ。
2007-03-09
# 日々
要するに、なんか元気が出てきたってこってす。
みんなありがとねー。さくらさん、愛してるよー♪
----
http://www.sketch-life.jp/photos/229/1996/
か、かわいい……。
http://www.sketch-life.jp/photos/229/1935
ブファッ! なんだこの物体は……。
http://www.sketch-life.jp/photos/229/1834
だめだ。面白すぎる。
http://www.sketch-life.jp/photos/229/1450
すごいよきみたち……。
http://www.sketch-life.jp/photos/229/1553
足の形が……。ほんとに猫?
究極の・・・
この人面白いなぁ。猫ちゃんも可愛い。油断しすぎ。
みんなありがとねー。さくらさん、愛してるよー♪
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http://www.sketch-life.jp/photos/229/1996/
か、かわいい……。
http://www.sketch-life.jp/photos/229/1935
ブファッ! なんだこの物体は……。
http://www.sketch-life.jp/photos/229/1834
だめだ。面白すぎる。
http://www.sketch-life.jp/photos/229/1450
すごいよきみたち……。
http://www.sketch-life.jp/photos/229/1553
足の形が……。ほんとに猫?
究極の・・・
この人面白いなぁ。猫ちゃんも可愛い。油断しすぎ。
# 日々
最近、ここに書く間隔が開いている。でもその一方で、アクセスログを見ると、momoka.cgiのトップを開いてくださっている方もいるみたいで、心苦しい。ぼくは、アクセスログの解析ツールを使っていないので、ログを見ると言っても、ただ眺めているだけなのだけど。リファラなしで、トップページを見てくださっている方というのは、ブックマークか何かに入れてくださっているのかなぁ……。
たまにしか更新しないので申し訳ないなぁと思ったり、「ここに並んでるアクセスって、本当はロボットなんじゃないの?」と思ったり。正直、ログを前にして喜んでいいのか分からず途方に暮れているのだけど、それでも、見てくださる方が(少しでも、そこに)いらっしゃるというのは、うれしいことです。たとえ自分と意見が合わなくても、コメントをいただけるとうれしいし、何も言わずにたまに見ててくれる人がいるというのは、本当に有り難い。
こういうことは、あらためて書く必要がないのかもしれないけど、
----
いまさっき! カラスとスズメが、軒に並んで同じ空を眺めてた!
たまにしか更新しないので申し訳ないなぁと思ったり、「ここに並んでるアクセスって、本当はロボットなんじゃないの?」と思ったり。正直、ログを前にして喜んでいいのか分からず途方に暮れているのだけど、それでも、見てくださる方が(少しでも、そこに)いらっしゃるというのは、うれしいことです。たとえ自分と意見が合わなくても、コメントをいただけるとうれしいし、何も言わずにたまに見ててくれる人がいるというのは、本当に有り難い。
こういうことは、あらためて書く必要がないのかもしれないけど、
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いまさっき! カラスとスズメが、軒に並んで同じ空を眺めてた!
2007-03-07
# 飲みにいかない?
# 日記
いいお天気。今日は風は強いけど、日射しがまぶしくて春の到来を感じさせる。
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昨日は野暮用で会社をお休み。午前中で用事を済ませて横浜の元町を散歩してきた。
イタリア山? イギリス山? はじめて行ったのだけど、すばらしい眺望で感激した。
山のてっぺんに無料で見学できる洋館があり、明治期の外交官が暮らしていた建物とのこと。
建物や調度が立派なこともさるものながら、屋敷から見える景色や、そこで行われていた
暮らしぶりが語りかけてくるよう。廊下を歩くたび、部屋の空気を吸うたび、心揺さぶられる。
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昨日は野暮用で会社をお休み。午前中で用事を済ませて横浜の元町を散歩してきた。
イタリア山? イギリス山? はじめて行ったのだけど、すばらしい眺望で感激した。
山のてっぺんに無料で見学できる洋館があり、明治期の外交官が暮らしていた建物とのこと。
建物や調度が立派なこともさるものながら、屋敷から見える景色や、そこで行われていた
暮らしぶりが語りかけてくるよう。廊下を歩くたび、部屋の空気を吸うたび、心揺さぶられる。
2007-03-02
# あーもう!
なんで、何回も何回も「グラドル"小林ユリ"動画」に引っ掛かってしまうんだ。もう何度も開いて、もう何度もガッカリしたぞ。名前がなんとなくそれっぽすぎる! プンプン!
# おいらのZaurus環境
何かの役に立つかもしれないので、ちょっと書いときます。いま電車の中なので、メモ程度に。
まず、「これにすごくお世話になっている」というソフトは、GNU Screen(以下screen)です。sceeenは、端末での作業状態を仮想化できるソフトウェアで、1つのTerminalの中で、複数のシェルを実行できます。また、いったんTerminalを閉じて、別のマシンからsshでつなぎなおしたときなども、直前に使っていた端末での作業状態を復元できます。
たとえばぼくの場合、通勤の電車の中ではTerminalを起動してscreenを起動、その中でWebブラウズしたりコーディングしたりしておいて、自宅などにたどり着いたらTerminalを終了、自宅ではノートパソコンからsshでZaurusつなぎ「screen -x」を起動します。これで、電車の中で行っていた作業の続きからまた始められます。
「screenは端末の作業状態を仮想化できる」と書きましたが、これは端末の作業状態、つまりシェルの起動状態を複数維持できます。Zaurusの場合、メモリが64MBと少ないのでアプリを多数起動するのが苦しいですが、端末の作業状態のシェル(以下ウィンドウ)なら、6枚ぐらい開いても実用に足ります。
ぼくはscreen上で、Emacsとw3mを常時起動しており(これらは結構メモリを食うアプリケーションです)、さらにGaucheで作ったWebアプリケーションサーバー(メモ用のWiki兼用)を起動しています。さすがに、これぐらいアプリを動かしているとギリギリ感がありますが、だいたいこれで、「普通のPCの使い方」に近いことができています。
Gaucheのプログラムを書くときはEmacs上で書いています。ぼくは結構Vimも好きなほうなんですが、Zaurus上でVimを起動すると、起ち上がりが遅くて少しイライラします。そこで、普段はできるだけVimを使わず、「emacsclient ファイル名」などとしてファイルを編集するようにしています。当たり前かもしれませんが、emacsclientの起動は非常に軽いです。
Gaucheでプログラムを書いていると、頻繁にリファレンスマニュアルを見たくなります。とくにGaucheのリファレンスマニュアルは、必要十分な記述がなされており、入門用の学習から普段使いのリファレンスまでを完璧にこなせるので、使わない手はありません。.emacsにちょっと設定を追加して、Emacsの中でマニュアルを読めるようにしてあるので、なお便利です。
Gaucheのリファレンスマニュアルを読むとき、ぼくはいつも、最初に「C-s index」と打ちます。「* Function and Syntax Index::」という章に、Gaucheに標準で組み込まれている関数名がほぼすべて索引されているからです。それっぽい名前の関数を探してマニュアルの本文を読み、探しているものかどうかを調べます。
以上を書くのに、40分ぐらいかかりました。Zaurusのキーボードは多少打ちにくく、また画面も小さいなどやりにくい部分はあります。でも、電車の中でこれだけアウトプットできるというのは、けっこううれしい感じです。
まず、「これにすごくお世話になっている」というソフトは、GNU Screen(以下screen)です。sceeenは、端末での作業状態を仮想化できるソフトウェアで、1つのTerminalの中で、複数のシェルを実行できます。また、いったんTerminalを閉じて、別のマシンからsshでつなぎなおしたときなども、直前に使っていた端末での作業状態を復元できます。
たとえばぼくの場合、通勤の電車の中ではTerminalを起動してscreenを起動、その中でWebブラウズしたりコーディングしたりしておいて、自宅などにたどり着いたらTerminalを終了、自宅ではノートパソコンからsshでZaurusつなぎ「screen -x」を起動します。これで、電車の中で行っていた作業の続きからまた始められます。
「screenは端末の作業状態を仮想化できる」と書きましたが、これは端末の作業状態、つまりシェルの起動状態を複数維持できます。Zaurusの場合、メモリが64MBと少ないのでアプリを多数起動するのが苦しいですが、端末の作業状態のシェル(以下ウィンドウ)なら、6枚ぐらい開いても実用に足ります。
ぼくはscreen上で、Emacsとw3mを常時起動しており(これらは結構メモリを食うアプリケーションです)、さらにGaucheで作ったWebアプリケーションサーバー(メモ用のWiki兼用)を起動しています。さすがに、これぐらいアプリを動かしているとギリギリ感がありますが、だいたいこれで、「普通のPCの使い方」に近いことができています。
Gaucheのプログラムを書くときはEmacs上で書いています。ぼくは結構Vimも好きなほうなんですが、Zaurus上でVimを起動すると、起ち上がりが遅くて少しイライラします。そこで、普段はできるだけVimを使わず、「emacsclient ファイル名」などとしてファイルを編集するようにしています。当たり前かもしれませんが、emacsclientの起動は非常に軽いです。
Gaucheでプログラムを書いていると、頻繁にリファレンスマニュアルを見たくなります。とくにGaucheのリファレンスマニュアルは、必要十分な記述がなされており、入門用の学習から普段使いのリファレンスまでを完璧にこなせるので、使わない手はありません。.emacsにちょっと設定を追加して、Emacsの中でマニュアルを読めるようにしてあるので、なお便利です。
Gaucheのリファレンスマニュアルを読むとき、ぼくはいつも、最初に「C-s index」と打ちます。「* Function and Syntax Index::」という章に、Gaucheに標準で組み込まれている関数名がほぼすべて索引されているからです。それっぽい名前の関数を探してマニュアルの本文を読み、探しているものかどうかを調べます。
以上を書くのに、40分ぐらいかかりました。Zaurusのキーボードは多少打ちにくく、また画面も小さいなどやりにくい部分はあります。でも、電車の中でこれだけアウトプットできるというのは、けっこううれしい感じです。