メッセージ。 - diary
2006-07-16
# ふと思ったこと
小学校のとき、授業で、「春夏秋冬のうちどれが好きですか?」と尋かれて困った。
好きな季節なんかなかったし、季節自体をそれほど意識していなかったから。
それでまぁそのときは、「強いて言えば秋」みたいな感じで答えたんだったと記憶している。
まぁいまも「なんとなく秋が好きかな?」という感じなので、あのときの感じは間違っていないのだろうけど。
ただ、ふとなんとなく、今日、それって決めなきゃいかん事柄なのかなぁ? と疑問に思った。
春も夏も秋も冬も好きな人がいたっていいじゃないか。あるいは全部嫌いな人も。
なにかを好きにならなければいけないのだろうか。
なにかとなにかを、区別しなければいけないのだろうか。
一年を春夏秋冬で分けるという考え方って、妥当なの?
たとえば空の星座が、蟹やオリオンや、白鳥になんて見えやしないと思うように、
一年というものが、春と夏と秋と冬からできているということが、
ぼくには本当は、よく分かっていないなぁ。
好きな季節なんかなかったし、季節自体をそれほど意識していなかったから。
それでまぁそのときは、「強いて言えば秋」みたいな感じで答えたんだったと記憶している。
まぁいまも「なんとなく秋が好きかな?」という感じなので、あのときの感じは間違っていないのだろうけど。
ただ、ふとなんとなく、今日、それって決めなきゃいかん事柄なのかなぁ? と疑問に思った。
春も夏も秋も冬も好きな人がいたっていいじゃないか。あるいは全部嫌いな人も。
なにかを好きにならなければいけないのだろうか。
なにかとなにかを、区別しなければいけないのだろうか。
一年を春夏秋冬で分けるという考え方って、妥当なの?
たとえば空の星座が、蟹やオリオンや、白鳥になんて見えやしないと思うように、
一年というものが、春と夏と秋と冬からできているということが、
ぼくには本当は、よく分かっていないなぁ。
2006-07-14
# 今日も今日とてダラダラと
フワッとした白いワンピースの女の子とすれ違う。
いいなぁ。
ああいうのを着る人とお近付きになりたい。
けど、なかなかそういう機会に恵まれないのはなぜだろう。
女の子に「ああいう格好をして!」ってお願いしても、
たいてい断られる。
「洋服代はぼくがだすから!」
喉まで出かかった言葉を、彼女の空気が威嚇する。
「ええ〜……?」
うれしいのか、恥ずかしいのか、困っているのか。
ぼくにはよく分からない。
ただ、分かるのは、次に来る決まり文句と蔑んだ視線。
「まったく男ってやつは」
その言葉を言われたら負けだ。
怖ろしい空気に圧倒されて、いつもぼくは、すごすごと引き下がる。
----
大丈夫ですかー?
ちゃんと寝てくださいね〜☆
いいなぁ。
ああいうのを着る人とお近付きになりたい。
けど、なかなかそういう機会に恵まれないのはなぜだろう。
女の子に「ああいう格好をして!」ってお願いしても、
たいてい断られる。
「洋服代はぼくがだすから!」
喉まで出かかった言葉を、彼女の空気が威嚇する。
「ええ〜……?」
うれしいのか、恥ずかしいのか、困っているのか。
ぼくにはよく分からない。
ただ、分かるのは、次に来る決まり文句と蔑んだ視線。
「まったく男ってやつは」
その言葉を言われたら負けだ。
怖ろしい空気に圧倒されて、いつもぼくは、すごすごと引き下がる。
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大丈夫ですかー?
ちゃんと寝てくださいね〜☆
2006-07-13
# 『プログラミングのための線形代数』
Omicron経由で知った本。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4274065782/
あれっ!? どこかで見た名前だと思ったら、hiraさん本を出されてたんですか?
しかもだいぶ前じゃないですか。さっぱり知りませんでした。orz
やーそれにしても好評ですねぇ。さすがhiraさんだ。すばらし。
いまさらですが、買います! 線形代数、ぼくも理解したいです!
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4274065782/
あれっ!? どこかで見た名前だと思ったら、hiraさん本を出されてたんですか?
しかもだいぶ前じゃないですか。さっぱり知りませんでした。orz
やーそれにしても好評ですねぇ。さすがhiraさんだ。すばらし。
いまさらですが、買います! 線形代数、ぼくも理解したいです!
# iPodの鏡面外装を生み出した技術者の話
5000万台ヒット『iPod』鏡面外装を生み出した本合邦彦/Tech総研
ふぅーん。面白かった。いい言葉がいっぱい出てくるなぁ。どう引用したものか。とりあえず、ぼくが一番いいなと思ったのは「やるべきは、与えられた環境の中でいかに最善を尽くせるか」というところ。あとは、これ。
ほかにもいっぱいあります。すごい人がいるもんですねぇ。
ふぅーん。面白かった。いい言葉がいっぱい出てくるなぁ。どう引用したものか。とりあえず、ぼくが一番いいなと思ったのは「やるべきは、与えられた環境の中でいかに最善を尽くせるか」というところ。あとは、これ。
苦しかったけれど楽しかった。面白かった。夢がありましたから。部下もそうだったと思います。自分の人生をかけて夢を実現するところ。それが会社だ、と私は改めて思いました。
ほかにもいっぱいあります。すごい人がいるもんですねぇ。
# ExcelとWikiとソフトウェアツール
「Excelは関数型言語」かぁ……。
いやー実際、Wikiを作っている人間から見ると、Excelってライバルだなーと思うんですよね。
というのも、自分用のWikiを作るとき、意識するのは、
- 簡単にデータを入力できて
- 効率良くデータを再利用できること
だったりするんですよ。まぁ、メモツールとか身近な道具としてWikiを見た場合のアプローチですけど(百科事典とかそういう方向性ではなくて)。
そうした場合、入力されたデータに対して、計算機でどうメタデータを付けてあげるかが設計上のキモになるだろうと、ぼくは思っています。
たとえば、「今日はコレコレを買った。○円だった(家計簿用)」とか、「これは仕事で必要になる情報」といったメタデータを、誰だって入力するデータに括り付けたい。でも、単なるテキストファイルでは、こういうことがやりにくいですよね。
「だからそこでWiki」というのが、ぼくのアプローチです。自分で作っちゃえと。でも、たぶん普通の人にとっては、こういった用途で一番身近に使えるのはExcelだと思うんです。メモや日付や金額といった各種データを、ポコポコ入力していって簡単に切り貼りできる。メタデータを扱いやすいんですよね。
UNIXの世界では、コマンドを組み合わせてやりたいことを実現する「ソフトウェアツール」という思想がありますけど、WindowsではExcelがこれに当たるものじゃないかという気がします。商用製品だからパーソナルユースでの利用が広がらず、Windows一般の思想/道具としては広まっていないのでしょうけど。ビジネスユースでは案外そういうものになっているんじゃないでしょうか。
Wikiもこういった方向で、簡単便利かつ誰でも使えるイノベーティブなツールに育てたいなぁというのが、個人的な目標であります。
いやー実際、Wikiを作っている人間から見ると、Excelってライバルだなーと思うんですよね。
というのも、自分用のWikiを作るとき、意識するのは、
- 簡単にデータを入力できて
- 効率良くデータを再利用できること
だったりするんですよ。まぁ、メモツールとか身近な道具としてWikiを見た場合のアプローチですけど(百科事典とかそういう方向性ではなくて)。
そうした場合、入力されたデータに対して、計算機でどうメタデータを付けてあげるかが設計上のキモになるだろうと、ぼくは思っています。
たとえば、「今日はコレコレを買った。○円だった(家計簿用)」とか、「これは仕事で必要になる情報」といったメタデータを、誰だって入力するデータに括り付けたい。でも、単なるテキストファイルでは、こういうことがやりにくいですよね。
「だからそこでWiki」というのが、ぼくのアプローチです。自分で作っちゃえと。でも、たぶん普通の人にとっては、こういった用途で一番身近に使えるのはExcelだと思うんです。メモや日付や金額といった各種データを、ポコポコ入力していって簡単に切り貼りできる。メタデータを扱いやすいんですよね。
UNIXの世界では、コマンドを組み合わせてやりたいことを実現する「ソフトウェアツール」という思想がありますけど、WindowsではExcelがこれに当たるものじゃないかという気がします。商用製品だからパーソナルユースでの利用が広がらず、Windows一般の思想/道具としては広まっていないのでしょうけど。ビジネスユースでは案外そういうものになっているんじゃないでしょうか。
Wikiもこういった方向で、簡単便利かつ誰でも使えるイノベーティブなツールに育てたいなぁというのが、個人的な目標であります。
# キモオタ、キモい!
こういうのをトートロジーというらしい。
ええと、つまり、定義のなかに「定義しようとする言葉そのもの」が使われていること(ですよね?)。
まぁ、「キモオタ、キモい!」は定義じゃなく、なんというか叫びなんだけど……。
若いころ、もっと勉強しておけばよかった。
----
ああー。おいらのバカバカバカバカ!という気分なのです。
----
「定義」と同じカテゴリに属する言葉って何だろう。「評価」?
たしかに、定義と評価は対になってるような感じがする。
「キモオタ、キモい!」とか、「今日は暑すぎるぞくぬやろ」みたいなのは、
何に分類されるのだろう。定義じゃないし、評価でもないだろうし。
----
「本気度が高い女性会員ほど写真を登録しているのが現状です」だって?
アホか! どうやって本気度を計測したんやっちゅうの!
いっぺんシュレディンガーさんとこ行って、猫の様子を見てこい!
----
キモオタがキモいのは当たり前なわけです。
つまり、「キモオタ、キモい!」なんて、何も意味のあることを言っていないに等しい。
でも、だからこそ、それは人間的だと感じるわけです。
人間だって、意味のあることを言いたい。言うべきだ。言ったほうがいい。
でも、何も意味のあることを言えない。
言えないなら黙っていればいいのに、それすらできない。
「キモオタがキモいです」なんて言ったって、誰も説得できない。
その意見には、正当性というものが存在しない。
にもかかわらず、言わざるを得ない状況。コンテキスト。矛盾。
その矛盾こそが、人間や生命、あるいは「主体の存在」というものを成り立たせているように思うのですよね。
逆に言えば、矛盾を内包できないから、人工知能というものが実現しないんじゃないかと。
----
んにゃ。そんなことはどうでもよろ。っつーかむしろ邪魔。
----
大事なことは、口にしてはいけないような気がするのはなぜだろう。
ええと、つまり、定義のなかに「定義しようとする言葉そのもの」が使われていること(ですよね?)。
まぁ、「キモオタ、キモい!」は定義じゃなく、なんというか叫びなんだけど……。
若いころ、もっと勉強しておけばよかった。
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ああー。おいらのバカバカバカバカ!という気分なのです。
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「定義」と同じカテゴリに属する言葉って何だろう。「評価」?
たしかに、定義と評価は対になってるような感じがする。
「キモオタ、キモい!」とか、「今日は暑すぎるぞくぬやろ」みたいなのは、
何に分類されるのだろう。定義じゃないし、評価でもないだろうし。
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「本気度が高い女性会員ほど写真を登録しているのが現状です」だって?
アホか! どうやって本気度を計測したんやっちゅうの!
いっぺんシュレディンガーさんとこ行って、猫の様子を見てこい!
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キモオタがキモいのは当たり前なわけです。
つまり、「キモオタ、キモい!」なんて、何も意味のあることを言っていないに等しい。
でも、だからこそ、それは人間的だと感じるわけです。
人間だって、意味のあることを言いたい。言うべきだ。言ったほうがいい。
でも、何も意味のあることを言えない。
言えないなら黙っていればいいのに、それすらできない。
「キモオタがキモいです」なんて言ったって、誰も説得できない。
その意見には、正当性というものが存在しない。
にもかかわらず、言わざるを得ない状況。コンテキスト。矛盾。
その矛盾こそが、人間や生命、あるいは「主体の存在」というものを成り立たせているように思うのですよね。
逆に言えば、矛盾を内包できないから、人工知能というものが実現しないんじゃないかと。
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んにゃ。そんなことはどうでもよろ。っつーかむしろ邪魔。
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大事なことは、口にしてはいけないような気がするのはなぜだろう。
2006-07-11
# インタビューとか取材とか
最近、記者さんが体験したことと、私の体験 - きょこ コーリング [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
取材とかについていろいろ意見が載っていて興味深いなぁ。
これを読んでいて1つ思い出したのだけど、インタビューって本当に難しいんですよね。
だって、ほとんど初めて会うような人と、1時間やそこら話して、相手の感じていること、考えていることを幾許かにまとめなきゃいけないんですよ。しかもそれを何万人、何十万人もの人が視聴するなんて! 想像できます?
無理ですよ。初めて会う人のことを1時間ぐらいで理解するなんて。まずは相手が気を許してくれない。どこの馬の骨とも知らない相手に、心を開いて話せる人なんていないですから。当たり障りのないことを話そうとするのが普通です。でも、記者のほうはその話を面白くまとめなきゃいけない。ほかの媒体に載っていない新しい話、ほかの媒体では見られない面白い切り口。
そのために、事前に勉強するわけですね。取材対象者の所属している業界や、同業他社との関係、顧客からの評価、最新の動向や新製品など。それで当日は一発勝負。対象を笑わせて、泣かせて、共感させて、少しでも面白い話を引き出す。そして読者に、きちんと伝える。
でもねぇ。これ、すごいコストだと思いません? マスメディアとか記者とか言っても、普通の人間ですから。調べ物といっても普通にネットサーフィンとかして調べるだけですよ。笑わせたり泣かせたりも、特別な訓練を受けているわけでもなんでもない。現状を分析する能力だって、小中高で習ったことだけがベース。すべて手弁当です。
経験のない人がマスメディアに幻想を抱くのは仕方ないと思いますけど、実態はたいしたことないです。いや、嘘です。たいしたことはあるっていうか、そんな簡単なものじゃない。もっと肚の底で自問しなければ見えない問題。それは結局、目の前にいる人間の能力、世界の価値をどう見積もるかという問題です。
そこにあるのは、ただコミュニケーションです。属人性がすごく高くって、場にいる人間の能力とセンスと運がすべて。1時間で相手のことなんて理解できないと書きましたけど、それは相手だけが悪いわけじゃない。自分だけが悪いわけでもない。能力と、センスと、巡り合わせと、意思です。
でも逆に、たった1時間のインタビューなのに、泣けてくるほどいいモノになることがあるんですよね。人間って、本当にすごいと思う瞬間です。
取材とかについていろいろ意見が載っていて興味深いなぁ。
これを読んでいて1つ思い出したのだけど、インタビューって本当に難しいんですよね。
だって、ほとんど初めて会うような人と、1時間やそこら話して、相手の感じていること、考えていることを幾許かにまとめなきゃいけないんですよ。しかもそれを何万人、何十万人もの人が視聴するなんて! 想像できます?
無理ですよ。初めて会う人のことを1時間ぐらいで理解するなんて。まずは相手が気を許してくれない。どこの馬の骨とも知らない相手に、心を開いて話せる人なんていないですから。当たり障りのないことを話そうとするのが普通です。でも、記者のほうはその話を面白くまとめなきゃいけない。ほかの媒体に載っていない新しい話、ほかの媒体では見られない面白い切り口。
そのために、事前に勉強するわけですね。取材対象者の所属している業界や、同業他社との関係、顧客からの評価、最新の動向や新製品など。それで当日は一発勝負。対象を笑わせて、泣かせて、共感させて、少しでも面白い話を引き出す。そして読者に、きちんと伝える。
でもねぇ。これ、すごいコストだと思いません? マスメディアとか記者とか言っても、普通の人間ですから。調べ物といっても普通にネットサーフィンとかして調べるだけですよ。笑わせたり泣かせたりも、特別な訓練を受けているわけでもなんでもない。現状を分析する能力だって、小中高で習ったことだけがベース。すべて手弁当です。
経験のない人がマスメディアに幻想を抱くのは仕方ないと思いますけど、実態はたいしたことないです。いや、嘘です。たいしたことはあるっていうか、そんな簡単なものじゃない。もっと肚の底で自問しなければ見えない問題。それは結局、目の前にいる人間の能力、世界の価値をどう見積もるかという問題です。
そこにあるのは、ただコミュニケーションです。属人性がすごく高くって、場にいる人間の能力とセンスと運がすべて。1時間で相手のことなんて理解できないと書きましたけど、それは相手だけが悪いわけじゃない。自分だけが悪いわけでもない。能力と、センスと、巡り合わせと、意思です。
でも逆に、たった1時間のインタビューなのに、泣けてくるほどいいモノになることがあるんですよね。人間って、本当にすごいと思う瞬間です。
# リンク仕返し
あろはたんからコメントをいただけたので、リンク貼り返しときます。いつもながら、迷走っぷりが面白いなぁ。可愛らしいし、好きです、あろはたん☆(おえー
まぁキモオタはこれくらいにしておいて。でもねぇ。本当に、あろはさんは優しいなと思います。誰かのことを、自分のことのように怒って動揺してしまったり、「自分は同じことしていないかな?」って振り返ったり。シンプルだけど、優しさってそういうものだとぼくは思います。
まぁキモオタはこれくらいにしておいて。でもねぇ。本当に、あろはさんは優しいなと思います。誰かのことを、自分のことのように怒って動揺してしまったり、「自分は同じことしていないかな?」って振り返ったり。シンプルだけど、優しさってそういうものだとぼくは思います。