メッセージ。 - ジュースを買うとき

# ジュースを買うとき

ぼくがいつも行く会社の建物には、休憩室がある。
そこには自動販売機があって、ぼくは毎日たくさんのジュースを買う。
ジュースを買って飲むのが好きなのだ。

でもジュースを買うための自動販売機と一緒に、そこには
大きなテーブルがあって、皆がそこで煙草を吸うことになっている。
テーブルの真ん中は少し盛り上がっていて、そこから煙を吸う
不思議な装置が付いているのだった。自動販売機はその奥にあって道がせまい。

ぼくはジュースを買おうとすると、そのテーブルの周りに人がいるとき、
邪魔でしょうがない。人が一人のときはいいけど、何人かいて
お互いに話をしたり、じっと宙をながめるようにして煙草が灰になるのを
待っているような人たちと、壁の間をぼくは通らねばならない。

最近は、小さくて可愛らしい、見たことのない女の人までいる。
ぼくがジュースを買おうとすると、その人は小さい のに十分邪魔で、
ぼくが壁の間をすり抜けようとしても少しもどいてくれない。
ぼくは壁をスースー言わせながら、自動販売機を目指す。
それがなぜだか恥ずかしい。スースー壁を言わせなければいけないのは、
ぼくだけのせいではないはずなのに。

その可愛らしい小さな女の人は美人だけれど、ぼくは嫌いだ。
なぜなら、その人の近くにいくと緊張するから。ぼくが壁をスースー
言わせなければいけないのは、彼女がどいてくれなくて、近くを
通らなければいけなくて、その結果、なぜだかとてもバツが悪くなるからだ。
2006-07-19 20:27:37 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

Comment

コメント投稿機能は無効化されています。

Trackback

TrackBack投稿機能は無効化されています。