メッセージ。 - セクハラ芸人の是非

# セクハラ芸人の是非

まず前提として、石橋貴明や江頭2:50やピエール瀧などはテレビ的な芸風の要求としてセクハラキャラを演じています。(証言によると、彼らは楽屋などでは女性にも礼儀正しい。逆に楽屋でセクハラをするのはマジキャラの俳優などのほうが多い)
そんな「セクハラキャラなどという芸風をテレビでやるな」という意見は全くの正論として同意ですが。
個人的には、そもそもテレビのバラエティは宴会芸や弱者いじめなど封建的な風習が支配的な場所なので、それを期待するのも不毛かなぁと思っています。
例えるなら「パチンコ屋が街に有るとうるさくて邪魔だ」「パチンコ屋は煙草の煙が酷い」と正論を言っている感じでしょうか。正論では有るが、彼らはうるさいのも煙いのも当然の文化で生きているのでね存在そのものをなんとかしない限りどうにも成らない。だから各論を言ってもノイズになってしまう。

またカイヤ川崎など「セクハラキャラにちゃんと怒る女性キャラ」というのもテレビ的に用意されていたりします。

つまりテレビのバラエティという逸脱した舞台の上という特殊文化のルールと、日常のハラスメントを同列で論じるのは無茶が有って見誤りそうだなぁと。
どつき漫才をみて「あれは暴行傷害で犯罪に成る」と言ってしまうようなもんかなぁと。
2006-10-18 12:10:11 / otsune / Comment: 0 / Trackback: 0

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