メッセージ。 -
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ふじさわさんはあまり曖昧なことは言わないよね。地雷踏んでも自爆しても懲りずにちゃんと自分の言いたいこと言ってると思います。
「地雷踏んでも自爆しても」って……まぁ確かに(笑)。
男のひとの言い分はわかったけど、しかもなんか男のひとが気の毒になってきちゃったけど、読書感想文の第一声が「おもちろかったー!」の私が、自分の意見言っていいのかどうかわかんなくなってきた。ので、短く。「では、その第三者的スタンスで言われる意見はいったい誰のためのものなのか?」「信憑性も根拠も一般論もどうでもいいから、私は『あなたの意見』が聞きたいのだ。」
あのねぇ。これはたぶん、男女でパーソナルスペースの形が違うんだと思うな。実際男もね。二人っきりのシチュエーションだと、そういうコミュニケーションに応じられると思う。たとえば、メールで会話しているときに、相手が「あなたの意見を聞きたい」って言ってくれるなら、自分の意見をありのまま言えると思う。
(ただし、この切り替えがうまくできない人もいます。そういう不器用な、男脳傾向の強い人は、男女間のコミュニケーションが下手だったりするのだろうなと思います)
でも、ブログとか公開空間上での意見交換は、二人っきりのシチュエーションじゃないからね。どうしても、自分の意見ではなくて自分の機能から導き出される意見のほうを、俎上に乗せてしまう男の人が多いんじゃないかなぁ。
それは、何も不思議なことではなくてね。女性が「わたしの感じたことを言う」のと同じだけ、男性は「自分の機能で見解を述べる」のだと思う。その間には男女の壁や、社会通念の壁があるわけでさ。どちらか一方が、「そういうやり方は面白くないから変えたらどう?」と言っても、変えられない。
それを変えてほしければ、壁を乗り越えてパーソナル空間を共有し、くつろげるレベルまで相互承認しなければいけないはずなんだ。つまり、二人っきりの空間にあっても、お互いに苦痛じゃないというレベルになれれば、「あなたの意見」は引き出せると思う。
だいぶ抽象的になってしまったけど、そんな風にぼくは感じています。伝わるかなぁ?
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