メッセージ。 - 我慢できないほどの

# 我慢できないほどの

なんだろう。

ときに人間には、我慢できないほどの痛みや苦しさが、降ってくるものだと思う。
そういう痛みや苦しさを感じたときに、論理的(倫理的)じゃない行動をしてしまうのは、仕方がないことじゃないかなぁ。

もちろん。どんなに自分が苦しくても、誰かに迷惑をかけたり、傷付けたりはしないほうがいい。
でもさ。我慢できないほどの痛みや苦しさなんだよ? どうすればいい?

黙って堪えて、抑え込めばいい?
誰もいないところで大声を上げて、ただ時間が過ぎて嵐が去るまで泣けばいい?

それでもいいけどさ。
でも、もし。ぼくの好きな人が、ぼくの知らないところでそうやって苦しんでいるのだとしたら、嫌だな。
ぼくはなにもしてあげられないだろうけど、なにかをしてあげたいと思ってしまう。

だからさ。声を聞かせてくれるってのは有り難い。
しんどいときに、「しんどい」って言ってくれたら、駆け付けることができる。
そばにいても、なにもできないんだけどさ。それでもね。
なにかしたいじゃん? なにかせずにはいられない。

そのときには、痛みや苦しさを、ぼくにぶつけてくれていい。傷付けてくれていい。
それであなたの苦しさが、少しでも晴れるならうれしい。
ぼくがそこにいる理由があるってものだ。

だから本当に、声を聞かせてくれるってのは有り難い。
2006-12-04 10:07:25 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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