メッセージ。 - Gauche 0.8.9のZaurus用パッケージを作りました

# Gauche 0.8.9のZaurus用パッケージを作りました

Gauche 0.8.9がリリースされていたので、Zaurus用のパッケージを作ってみました。
ご入り用の方は、次のページからダウンロードしてくださいませ。

http://pikapika.to/~yf/download/gauche_0.8.9-1_arm.ipk

パッケージ作成は、次のようにしてZaurus上でセルフコンパイルしています。一応ご参考まで。

$ ./configure --prefix=/opt/QtPalmtop --enable-multibyte=euc-jp --enable-threads=pthreads
$ make
$ mkdir -p $HOME/pkgs/Gauche-0.8.9
$ make install DESTDIR=$HOME/pkgs/Gauche-0.8.9
$ cd $HOME/pkgs
$ fakeroot ipkg-build Gauche-0.8.9
2007-01-19 12:49:11 / ふじさわ / Comment: 4 / Trackback: 0

Comment

# すいません

教えてください。ipkからインストールしたそのままの状態から、goshに入ると、backspaceなどが効きません。ctrl+Dなども同様に効きません。どのような設定が必要なのでしょうか?
2007-02-28 19:26:01 / guest / Comment: 0 / Trackback: 0

# あ、いえいえ。質問は...

あ、いえいえ。質問はwelcomeです。お気軽にどうぞ。

backspaceなどが効かないのは、たぶんシェルの問題だと思います。bashをインストールして、
$ bash
という感じに起動し、その後でgoshを起動してください。それで、多少ましなキーバインドにはなると思います。

ただし、これでもまだ不便だと思います。一般的に使われている技としては、EmacsのなかでM-x run-schemeなどとして、Emacsの中でgoshを動かすことで、かなり自由なキーバインドが使えるようになります(参考)。

あるいは、Emacsはあまり使いたくないという場合、rlwrapというキーバインドをカスタマイズするツールが便利です。rlwrap_0.28-1_arm.ipkreadline_5.2_arm.ipkをインストールしておいて、
$ rlwrap gosh
というように起動すれば、キーバインドのほかヒストリなども使えるようになります。

Zaurusの環境構築は、ハマりポイントも多いので多少つまづくかもしれませんが、うまくいかないところや分からないことがあれば気軽にご質問ください。
2007-02-28 23:13:42 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

# ありがとうございます

ふじさわ様
ご丁寧なご回答、大変ありがとうございました。
bashは標準の2.05でした。emacsのほうは知っていたのですが、X/Qt上とQtopiaで、同じ.emacsなのに、キーの振る舞いがなぜか異なっていて、いちいちX/Qtを立ち上げたくなかったため、ご質問させていただきました。
rlwrapとreadlineのインストールで望んでいた動作が得られました。
ありがとうございました。
#環境は得られたので、あとは勉強するのみ。がんばります。
2007-03-01 06:02:46 / guest / Comment: 0 / Trackback: 0

#

うまくいきましたか。よかったです。
rlwrapはけっこう便利なんですけど、コーディングをするときはやっぱりEmacsが便利です(式単位での移動や編集ができるので、絶大な効果があります)。もし気が向いたら、Emacs環境を整えることも検討してみてくださいね。
また分からないところがあれば、お気軽にお尋ねください。&勉強がんばってください。happy hacking!
2007-03-01 08:09:50 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0
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