メッセージ。 - 「土俵を意識する」という感じですかね
# 「土俵を意識する」という感じですかね
Hi-Low-Mixさんの懸念は分かります。確かにそのとおりで、相手の土俵に乗らないことが、常にベストな戦略というわけではありません。場合によっては、相手の土俵にあえて乗るという手もあると思います。ただ、あえて乗ったほうが良いケースは少ないと考えます。次のような感じです。
「相手がこちらの生殺与奪を自由に出来る立場にいる」というのと、実際に「相手がこちらを殺そうとする」の間には、大きな距離があると思うんですよね。で、まだ前者の状況にしかないのに、相手の土俵に乗るのは危険だと思うのです。
一般に人間は、「こうするしかない」、「こうに違いない」と思いがちなんですよね。人狼BBSなんかをやってると痛感しますけど、「こうに違いない」というのは間違いであることが多いです。人間は、「こうに違いない」と思って、自ら不利な土俵に乗ってしまうケースが多い。
とくに、生殺与奪が問題になるような緊迫したケースでは、相手は「こうするしかない」思考に陥っている可能性が高いでしょう。パニック状態のラットに近い。こういったケースで、自らラットの群に入るのは、むしろ危険だと思うのです。ラットの流れをうまく変えるほうがいいはずと。
これは確かに危険ですね。常に「土俵に乗らない」というのは問題だと思います。上記文章では、人間は「土俵に乗らない」という選択肢があることを忘れがちだということを指摘しただけなので不足の議論は確かにあります。「ただ土俵に乗らない」だけじゃなくて、それに加えて「どういうときに土俵に乗るべきか」とか、あわせて考えなきゃいけないことがあると思っとります。
・相手がこちらの生殺与奪を自由に出来る立場にいる場合、「土俵に乗らない」という選択は事実上不可能ではないでしょうか?
「相手がこちらの生殺与奪を自由に出来る立場にいる」というのと、実際に「相手がこちらを殺そうとする」の間には、大きな距離があると思うんですよね。で、まだ前者の状況にしかないのに、相手の土俵に乗るのは危険だと思うのです。
一般に人間は、「こうするしかない」、「こうに違いない」と思いがちなんですよね。人狼BBSなんかをやってると痛感しますけど、「こうに違いない」というのは間違いであることが多いです。人間は、「こうに違いない」と思って、自ら不利な土俵に乗ってしまうケースが多い。
とくに、生殺与奪が問題になるような緊迫したケースでは、相手は「こうするしかない」思考に陥っている可能性が高いでしょう。パニック状態のラットに近い。こういったケースで、自らラットの群に入るのは、むしろ危険だと思うのです。ラットの流れをうまく変えるほうがいいはずと。
・「土俵に乗らない」というのは対話を拒む姿勢ともなりませんか?
これは確かに危険ですね。常に「土俵に乗らない」というのは問題だと思います。上記文章では、人間は「土俵に乗らない」という選択肢があることを忘れがちだということを指摘しただけなので不足の議論は確かにあります。「ただ土俵に乗らない」だけじゃなくて、それに加えて「どういうときに土俵に乗るべきか」とか、あわせて考えなきゃいけないことがあると思っとります。
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