メッセージ。 - 書くこと、傷付けること

# 書くこと、傷付けること

Ladder to the Moon - 自分の書いた文章に責任を持つということ
 自分が、今、ここでブログを書くうえで、できることといえば、
  
 自分の書いた文章で、
  
  ・ 他者を傷つけることがあること
  
  ・ 自分も傷つくことがあること
  
 この2つを覚悟して、受け入れること。
  
 ただ、これだけである。
  
 「責任」なんて大層な言葉を使うまでもなく、
  
 結局のところ、自分には具体的に何をできるわけでもないのだ。
  
ふむ。好きな感じだなぁ。ええと、ぼくの基本的な考え方としては、メッセージ。 - 傷付くこと自体は悪ではない気がするという感じなんだけど。結論を簡単に言ってしまうと、傷付くことは生きることだと思ってる。

すべての生き物は、日々傷付くことなしに生きることが不可能だし、誰かを傷付けず生きることもできない。すべての生き物が他者の傷のうえに成り立っているし、傷付けられることで他者を生かしている。傷付くのも傷付けられるのも、生きること。

傷のない世界がいいと、ぼくは思わない。いったん生まれてしまった我々は、つきつめれば何もできない。ひたすら、それを受け容れるだけだ。ただそれは、悪いものじゃない。きっと悪いものじゃないとぼくは思ってる。だから今日も、誰かを傷付けるし、誰かに傷付けられる。

一緒にいたら、必ず傷付くんだ。傷付くのは、みんなが生きて一緒にいるから。生きていることも、一緒にいることも、そう悪くない。

「自分の書いた文章の責任をとること」とは、ぼくにとって自分が生きた責任を取ることに等しい。だから、ごまかさずに生きるだけだ。責任が取れるとしたら、そういう方法しかないと思ってる。謝ることはしない。どんな生き方であれ、それは謝るに値しない。
2007-02-07 21:30:35 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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