メッセージ。 - 上司に期待すること

# 上司に期待すること

部下がアウトプットを出してきたときの話。

部下がアウトプットを出してきたとき、悪いところがあるなら、どんどん指摘すればいい。でも、悪いところを指摘したあとで、自分ならどうアウトプットするか、どうしたいかを表明してほしい。だって、部下は勇気を出してアウトプットしてきたんだから。

悪いところを指摘するだけ指摘して、じゃあどうすれば良かったか、どういう方向に自分たちが進んでいくべきか、そこを指し示さないのなら、みんなが迷走してしまう。あそこが悪い、ここが悪いと指摘するだけでは、どうすれば良いか分からない。

悪いところだけ指摘するんじゃなくて、1つでいいから良いところも指摘してほしい。だって、悪いところを指摘するのは簡単なんだもの。この道は狭いとか、あの道は薄暗いとか、そんなことを言っているだけでは前へ進まない。すべての道が悪く見えたとしても、どれかを選ぼうよ。そうでないと、進めない。

部下は勇気を出してアウトプットしてきた。それに対して、上司もアウトプットしようよ。そうでなければ、部下は勇気を削がれてしまう。上司にとって、アウトプットとは行き先を決めることだ。決めるのが怖いという気持ちは分かる。だけど、上司がアウトプットを出せないなら、部下もアウトプットを出せない。立ち行かなくなってしまう。

上司のアウトプットが間違ってても、ぼくはいいと思ってる。たとえ間違っていたとしても、上司がアウトプットを出してくれるなら、部下だって頑張ってアウトプットを出す。フォローする。そうやってみんなでアウトプットを出していけば、いつかきっと見晴しの良い道に出るはずだ。
2007-02-22 22:03:29 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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