メッセージ。 - 日々
# 日々
そういえばこないだ、横浜駅のルミネの上の居酒屋で飲んでいたら、白髪のおじいさんが1人、カウンターで飲んでいるのが気になった。横浜の、ルミネの上の店といえば、若者のための場所だ。カップルが向かいに座り、ようやっと髭が似合うようになってきたようなのが店長をやっている。
その店は黒豚を扱う新しい居酒屋で、まぁちょっとうまいものを食わせる店という趣だ。黒豚といえば鹿児島。九州料理を出す店などは、あまりこのへんでは見かけない。遠くから出てきた古い人が、なつかしさあまって飛び込んだのかなぁと考えたり。
1人カウンターにたたずむご老人は、物言わず、誰に話しかけるでもなく、猪口をいったりきたりさせている。若い純朴そうな店員が、おじいさんに声をかけると、おじいさんはうれしそうに新しい食べ物を注文した。上品に刈られた白髪が、まるで森に差し込む木漏れ日のように、ゆらゆら揺れていた。
その店は黒豚を扱う新しい居酒屋で、まぁちょっとうまいものを食わせる店という趣だ。黒豚といえば鹿児島。九州料理を出す店などは、あまりこのへんでは見かけない。遠くから出てきた古い人が、なつかしさあまって飛び込んだのかなぁと考えたり。
1人カウンターにたたずむご老人は、物言わず、誰に話しかけるでもなく、猪口をいったりきたりさせている。若い純朴そうな店員が、おじいさんに声をかけると、おじいさんはうれしそうに新しい食べ物を注文した。上品に刈られた白髪が、まるで森に差し込む木漏れ日のように、ゆらゆら揺れていた。
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