メッセージ。 - 日々
# 日々
通りを歩いていたら、突然自分が裸であることに気付く。
そういう夢を、昔はよく見た。
でもあるとき、もうその夢を見るのが本当に嫌になって、
「もうこの夢見るの、やめる!」と決めた。
それでだいたい、その夢を見ることは、なくなった。
……ちょっと違うか。
「その夢を見るのが本当に嫌になって」ってのは本当は、
「その夢を見るときに感じる気持ちが本当に嫌になって」のほうが正しい。
「もうこんな気持ちを感じるのは、やめる!」と決めたのだった。
もうぼくは、通りを歩いていて自分が裸であることに気付いても、
嫌な気持ちを感じない。そういう気持ちにならない。
「そうなったらそうなったでしょうがない」。そう決めた。
もしぼくが、街中を裸で歩いてしまったとしても。
それがぼくの運命と能力の限界であり、ぼくの本当の姿だ。
裸で歩くぼくを見て、
逮捕したいのならすればいいし、蔑みたいならそうすればいい。
ぼくを殺したいのなら殺せばいいし、ぼくの一番大事なものを
滅茶苦茶にしたいのならそうすればいい。
ぼくが裸で歩くのが罪なら、そうすればいい。
夢の中でも現実でも。ぼくはいっこうに構わない。
そういう夢を、昔はよく見た。
でもあるとき、もうその夢を見るのが本当に嫌になって、
「もうこの夢見るの、やめる!」と決めた。
それでだいたい、その夢を見ることは、なくなった。
……ちょっと違うか。
「その夢を見るのが本当に嫌になって」ってのは本当は、
「その夢を見るときに感じる気持ちが本当に嫌になって」のほうが正しい。
「もうこんな気持ちを感じるのは、やめる!」と決めたのだった。
もうぼくは、通りを歩いていて自分が裸であることに気付いても、
嫌な気持ちを感じない。そういう気持ちにならない。
「そうなったらそうなったでしょうがない」。そう決めた。
もしぼくが、街中を裸で歩いてしまったとしても。
それがぼくの運命と能力の限界であり、ぼくの本当の姿だ。
裸で歩くぼくを見て、
逮捕したいのならすればいいし、蔑みたいならそうすればいい。
ぼくを殺したいのなら殺せばいいし、ぼくの一番大事なものを
滅茶苦茶にしたいのならそうすればいい。
ぼくが裸で歩くのが罪なら、そうすればいい。
夢の中でも現実でも。ぼくはいっこうに構わない。
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