メッセージ。 - 日々

# 日々

ズボンが擦り切れて、穴があいた。
「あーこりゃパンツが見えるなー」ってことで、下着に地味なパンツを選ぶ。
それで、会社に行こうと、こうして駅まで歩いてきたわけだけど。

やっぱり、パンツが見えてるってのは、よろしくないことかしら。
会社に行くわけだし、もういい年なわけだし、周りの人に、
「パンツ見せるなよ」と思わせてしまうかもしれない。

しっかしなぁ。
パンツは確かに、反則かもしれないけど。
けっきょくでも、私服自体が、パンツみたいなもんじゃん。
私的なことなわけだから。

私服にしても、企画書にしても、会議にしても、パンツの延長線上にあるじゃん。
パンツどうしの戦いじゃん。ただパンツは、「普通」より私的ってだけだ。
でも普通って、そもそも、よく分からない。

パンツが見えるほど擦り切れるズボンってのは、たぶんファッションではない。
だってそれは、「粋がる」ことではないから。

「粋がる」ってのは、「粋」とは違う。「粋だと言い張る」ってことなんだと思う。
ファッションってのは、それぞれが粋だと言い張ることなんじゃないかな。
あ、えーと、とくに、それが資本主義経済と結びついたときには。

ぼくは、パンツが見えるズボンを粋だとは思わないし、粋がろうとも思わない。
ただ1つの生き方であると思う。それは他人に理解されないだろうし、
理解を求めてはいけない。ただ、言わせてもらえば、生き方というのは
「そうするしかない、なかった」ものであるだろうと思っている。

正直なところ、パンツが見えるというのは、恰好が悪いし、恥ずかしい。
でも恥ずかしがっていては生きられないというか。

……早くズボン買いに行こう。
2007-06-13 10:22:42 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

Comment

コメント投稿機能は無効化されています。

Trackback

TrackBack投稿機能は無効化されています。