メッセージ。 - 悪とは何か
# 悪とは何か
要するに、悪というのは「敵」の言い換えにすぎない。
だが人は、「敵」と呼べばよい場面で、「悪」と呼ぶ。
「敵」では駄目だからだ。敵では大義がない。
大義が必要だから、わざわざ人はそれを「悪」と呼ぶ。
そこには根拠などない。彼らにとっては、根拠などなんでもいい。
より多くの人間を味方に付けたほうが「正義」だ。
だから彼らは、「敵」や「嫌い」といった言葉ではなく、
「正義」や「汚い」という言葉を使う。
そういうロジックでなければ、
彼らが「正義」や「悪」という言葉を使う必要はない。
彼らは、「あなたは私の敵か?」とは尋ねない。
「あなたは悪か?」と問う。
つまり、暗に「自分や、自分たが正義だ」と言っている。
そして暗に、「あなたが悪でないのなら証を示せ」
(そこにある悪を潰して正義の証を立てよ)とけしかける。
恐怖心をあおる。誰もがみな、恐怖心に駆られている。
現実に、多くのケースで、「敵」という言葉の代わりに
「悪」という言葉が使われる。
彼らは「敵」という言葉も、「嫌い」という言葉も使えない。
弱いからだ。
だが人は、「敵」と呼べばよい場面で、「悪」と呼ぶ。
「敵」では駄目だからだ。敵では大義がない。
大義が必要だから、わざわざ人はそれを「悪」と呼ぶ。
そこには根拠などない。彼らにとっては、根拠などなんでもいい。
より多くの人間を味方に付けたほうが「正義」だ。
だから彼らは、「敵」や「嫌い」といった言葉ではなく、
「正義」や「汚い」という言葉を使う。
そういうロジックでなければ、
彼らが「正義」や「悪」という言葉を使う必要はない。
彼らは、「あなたは私の敵か?」とは尋ねない。
「あなたは悪か?」と問う。
つまり、暗に「自分や、自分たが正義だ」と言っている。
そして暗に、「あなたが悪でないのなら証を示せ」
(そこにある悪を潰して正義の証を立てよ)とけしかける。
恐怖心をあおる。誰もがみな、恐怖心に駆られている。
現実に、多くのケースで、「敵」という言葉の代わりに
「悪」という言葉が使われる。
彼らは「敵」という言葉も、「嫌い」という言葉も使えない。
弱いからだ。
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