メッセージ。 - 日常と芸術についての補足

# 日常と芸術についての補足

芸術ってなんだろうと一時期考えたことがあって、まだあまり煮詰まっていないような気がするけど、現時点で中間的に仮説のようなものを置いている。それが、「日常は芸術」っていう考えなんだけど。

ここで言ってる芸術って、なんだろなぁ。まぁ、スタート地点は全然難しい感じではなくって、たとえば映画とか、小説とか、昔話とか、まぁ漫画も含む「作品」的なもの。で、これらに共通するものって何かなぁとか考えていった。

その結果、1つそれらしきものを見つけたのは、「それらは非日常を描いている」というもの。映画も小説も漫画もそうだけど、物語的なものは、まぁおおむね起承転結がある。つまり思いもかけない事件が起こるのだ。逆にいうと、なにも事件が起こらないような作品は、ほとんどない。で、事件というのは非日常なんだな。

だから、1つの着地点として非日常と芸術はなにか関係がある気がする、と考えた。とりあえず、ここまでよしとする。

次に、音楽とか絵画には事件ってあるの?と考えてみる。必ずしもないような気はする。でも、「非日常か?」と考えたら、実は音楽や絵画は非日常そのものだ。道を歩いているときや、朝起きたとき、青空の下や川のそばの木陰、そういったところに音楽も絵画もない。それらは、日常ではないところに存在してる。

あ、駅。とりあえずここまで。


2007-10-02 22:39:28 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

Comment

コメント投稿機能は無効化されています。

Trackback

TrackBack投稿機能は無効化されています。