メッセージ。 - にゃー

# にゃー

受託開発の開発って、人月いくらで計算して見積もり出すじゃん。それでだいたい値切られるんだよね。で、バッファをギリギリまで削って出しなおしたりすることになるんだけど。

でも、バッファとかリスクヘッジとかなしにやれるんなら、そもそも発注側が請負契約じゃなくて派遣契約でプロジェクトを進めればいいだけなんだよ。でもそんなの発注側にはできないよね。99パーセントできない。

なんでかというと、少なくともリスクバッファがゼロだから。リスクが結構存在するのに、その対策をしないでゴーを出すなんて自殺行為だ。だから彼らはそういうことをやらない。正しい選択だ。

一方で受注側は、なんでか知らないけどリスクバッファをほぼゼロで見積もり出しちゃったりするんだよね。もう完全に自殺行為。絶対にやっちゃいけない。

じゃあ受注側としてどうすべきか。たとえば見積もりを試算した結果10人月だったとする。そうしたらお客さんには20人月とか30人月で出す。それしかない。高すぎるかもって負い目を感じる必要はまったくない。だって、蓋を開けてみたら本当にそれだけかかる可能性があるんだもの。
2016-06-24 09:24:03 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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