メッセージ。 - にゃー

# にゃー

外国人と日本人、言葉は違うけれども、心のあり方自体はそう変わらない。だから、言葉は通じなくても人間どうし顔を見てれば何となく言いたいことは分かる。怒ってるとか、喜んでるとか、つかれたとか、いやだとかうれしいとか。言葉が通じたら、もっと細かいことが通じたり、簡単に通じたりするだろうけど、基本的には程度の差でしかない。つまり、「言葉が通じないから話せない」というのは間違いで、言葉は通じなくても話はできる。お互いにその気さえあれば。ぼくも苦労して長いあいだ英語を勉強してるけど、外から見て「会話ができている」ように見えたとしたら、それは間違いだ。ぼくは英語が話せるわけではない。ぼくの英語は全然からっきしだ。ただぼくは、彼らと話をしているだけ。顔色や話の流れを見て、彼らが何を言おうとしているか理解しようと努め、物事ができるだけいい方向へ進むよう手段を選ばず伝えようとしているだけ。ネイティブの英語力を100点とすれば、ぼくの英語力は10点もいっていないくらい。2点や5点の人から見たら「10点はすごい」と思うかもしれないけど、全然すごくない。どんぐりの背比べでしかない。10点の人を見て「すごい」と思ったり、ましてや「自分なんて」とか「自分はできない」と卑下する必要は全然なくて、「10点未満のひどい点数でもなんとかなるんだ」と捉えるのが正しい。実際、2点でも3点でも英語で十分コミュニケーションしている人はたくさんいる。だって基本的に、会話においては言葉自体より、話す内容のほうが重要だから。内容がマッチして必要なことが伝わるのなら、それで十分なんだよ。言葉は言葉で学ぶ必要があるけど、内容のほうが全然大事。内容がありさえすれば、言葉は何点だっていい。とくに英語はそういうものです。
2019-06-01 23:36:04 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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