メッセージ。 - にゃー

# にゃー

街中で写真を撮っていて、「ファインダーを覗く行為が一番周りへの圧力が高いのではないか」という写真家さん(?)の意見を見かけた。それについて、初見では何かを書くほどの気にはならなかったのだけど、反応の意見を見かけてちょっと書きたくなった。

https://www.youtube.com/watch?v=EjguIVcsioE

まず、個人的にはファインダーが一番の要素とは思わないかなぁ。ぼくの感覚としては、街の人は「普通の人かどうか」「悪いことをしてなそうかどうか」「普通に話ができそうかどうか(常識がある人かどうか)」「嫌なことをされないかどうか」を気にしている気がする。

結局のところ、NGなものを撮らない、撮ってほしくないものを撮らない、というルールを守れるならば、そこまで目くじらを立てる必要がないというか、ルールを厳しくしすぎてもお互いしんどくなるだけなので、とくに日本人の場合は「人に迷惑をかけない」という点が基準になっていると思う。

だから逆に街中で写真を撮りたい人は、「人に迷惑をかけなさそう」と思わせるような配慮をできるだけすれば、周囲との軋轢も減らせるように思うんだよね。具体的には、

- 女性で優しそうである
- イケメンで優しそうである
- 清潔感があり、上品でかつ「近寄りがたくない格好(話しやすそうな雰囲気)」をしている
- 目が会えば笑顔で会釈をしたり挨拶をしたりし、必要十分な会話もする

あたりができればほぼ理想であり、100%理想的でなくても近くなるよう努力することが必要かと思う。

ファインダーを覗くという行為に関して、人間は他者の目(視線)を見てその意図や感情を理解しようとするものだから、それが隠されて意思疎通が一方通行になってしまう「ファインダーを覗く」という行為自体は確かにマイナス要素になる。

でも、ファインダーってずーっと覗いているものでもないし、その前後の振る舞いも含めてどう見られるかじゃないかな。具体的な言葉を交わすわけじゃなくても、どんな服装と表情と立ち居振る舞いでその場にいて、どう邪魔にならずに、周りの人とコミュニケーションするか(視線が触れるだけでもコミュニケーションだ)。そういうことも含めて「表現」なんだろうと思う。

まぁ、ぼくもそんなにできているわけではないけれども。
2024-12-24 21:01:55 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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