メッセージ。 - 罪を憎んで人を憎まず

# 罪を憎んで人を憎まず

某所で話題に上ったので、昔mixiに書いたネタを再掲。

『キッパリ! たった5分間で自分を変える方法』という
書籍が(いろんな意味で)話題になっているようだ。
なんでも出版不況にもかかわわず30万部も売れている
そうで、橋本大也さんもblogで褒めていらっしゃる。

「Passion For The Future: キッパリ! たった5分間で自分を変える方法」
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002147.html

「いろんな意味で」と書いたけれど、書籍の中に次のような
記述があり、「著作権を尊重すべき本の著者がデジタル万引を
推奨するの!?」と紛糾しているようだ。

 雑誌を立ち読みしてても「あっこのお店こんど行ってみよう」
 電話番号ひかえちゃえ
 
 立ち読みした雑誌に載っていたお得情報、
 
 私はアナログな紙のメモ帳だけど、ケイタイ電話に
 メモをしてもいいですよね。

なんかヒステリックだなぁと思った。
騒いでいる人たちは何がしたいんだろう。何が目的なんだろう。
本を売りたい人と、本を書いたい人の両方が幸せに
暮らせる社会。それを求めているんじゃないのかな?

だとしたらすべきことは、感情的になって叩くとか
罵倒するとかじゃなくて、事の善し悪しを冷静に論じ、
きちんと<対話>の意思、<問題>を解決する意思を
持つことなんじゃないかな。

「罪を憎んで人を憎まず」

本当に社会を善くしたいのならば、人の入れ替えはできない
以上、人の素行を変えるしかない。素行を変えるために
必要なのは、相手を否定することではないと思う。
相手という「人」を否定するなんて悲しすぎる解決方法。
それは自分をも否定する、悲しすぎる生き方なんじゃないかな。
ぼくはそう思う。

なかよくやろうよ。お願いだから、なかよくやろうよ。
2004-10-14 19:07:47 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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