メッセージ。 - installing scim

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# こんな手順でインストールしてみた

あー。なんかやっと日本語入力できるようになった。つかれた。

あ、Linux環境から日本語を書く話ね。scimというIM(入力メソッド)に初挑戦してみたのだけど、さっぱり勝手が分からない。インストール方法とか、どこに書いてあるんだ? 全然見つからないぞ。ということで少しメモしてみる。
# 以下は、Slackware 10.1のGNOME 2.6上にインストールしています。マイナーな環境使うからダメなんだって? ふんだ。

scimでSKKタイプの入力をしたい場合、まずscim-x.x.x.tar.gzをインストールする(ファイルのダウンロードは、http://www.scim-im.org/から)。コンパイル方法は一般的なソフトウェアと同じで次のように実行する。

 $ cd scim-1.2.3
 $ ./configure
 $ make
 $ su
 # make install

次にscim-skk-x.x.x.tar.gzをインストールする(ダウンロードは、http://sourceforge.jp/projects/scim-imengine/から)。コンパイルはそう難しくないのだけど、configureを実行するときに環境変数(PKG_CONFIG_PATH=/usr/local/lib/pkgconfig)の設定が必要。あとは「make; make install」でインストールは終わる。具体的には次のような感じ。

 $ cd scim-skk-0.2.1
 $ PKG_CONFIG_PATH=/usr/local/lib/pkgconfig ./configure
 $ make
 $ su
 # make install

次はいくつか設定。$HOME/.xinitrcに次の行を追加する。
 export XMODIFIERS=@im=SCIM
 export GTK_IM_MODULE=scim
 scim -d

で、Xを起動しなおせばいいはずなんだけど、これだけではうまくいかず。scim-setupコマンドでSKKの辞書ファイルが置いてあるパスを指定し、GTKの設定でツールバーを「常に表示」とすることで、IMの切り替えウィンドウが常時表示されるようになる。日本語を入力するときは、このウィンドウをクリックして「SKK」に変えればよいのだけど、うーん。起動時にそのモードになっててほしいなぁ。もうちょっといろいろ試してみるかぁ。

追記。あー最後の問題は解決方法が分かった。SCIMを起動するホットキーがControl+Spaceになってるんだけど、謎の現象によってControlが効いていなかった(実はこの現象、謎でもなんでもなくてxorg.confで指定している「ctrl:nocaps」をSCIMが見ていないらしいと分かった)。とりあえずホットキーを変更して対応した。
2005-06-09 18:31:50 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0
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