メッセージ。 - はい。おはようございます。

# はい。おはようございます。

あーなるほど。
たしかに、着物の世界は粋や通の世界につながってそうですね。
そうかぁ。なんとなく分かったような気がする。
粋や通って、旦那衆のようなhigh societyが使う言葉という
イメージがあって、至高、孤高の雰囲気がつきまとうのかもしれないね。
分かる人だけ分かってほしいというような。

一方で萌えは、オタクというlow societyなコミュニティで
使われる言葉で、……でもやっぱり同じじゃないかなぁ。

「萌え」という言葉は、自分が好きな対象(たとえば
眼鏡の女の子や、アニメキャラのような「対象」)に
対してかける言葉じゃないと思うんだよね。

「好きだと思うから言いたい」というように、対象に向かって
発せられる感情というより、同好の士と一緒に「あの眼鏡っ娘
萌えるよね?」みたいに横方向のつながりを確認するために
発せられるもののように思う。

粋や通が、至高、孤高、つまり高いところで分かる人にだけ
美意識を理解してほしいという欲求からくるものだとするなら、
萌えは低いところで、分かる人どうしでその感覚を共有したい
という、どちらも縦に対する排他性をもつ行動なんじゃないかと
思うんだよね。

# オタクは社会的に低い立場にいるけど、ある意味趣味や
# 技術という領域で至高を目指しているともいえる。つまり、
# どこを上と見るかの違いがあるだけなのかなーとも思います。

このへんの感じ方の違いは、女の子的/男の子的なものかも
しれないけど。伝わるかな……。
2005-11-18 10:30:36 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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