メッセージ。 - Wiki小話/Vol.6に行ってきました

# Wiki小話/Vol.6に行ってきました

Wiki小話/Vol.6に行ってきました。
ライトニングトークでしゃべらせてもらったので、そのときに使った資料を置いておきます。

尖ったWikiはどこにいる
‐わたしにとっての「尖ったWiki」。

YASWiki2実験室 ふじさわ

「尖った機能?」

「たとえばパラグラフ指向かな。」

●HashedWiki
→パラグラフ単位で編集可能

●WalWiki
→見出し(セクション)単位で編集可能

→でもなんのため?
→保留!

●とりあえず現状
従来のWikiはコミュニケーション指向になりがち。
→リストをネストして議論
→リストをネストして情報のカテゴライズ
→議論が発散しがち
→収束の機能が欲しい

●YukiWiki AsO改
→ページ自体がコメントの集まり
→どんどん追記。1行で意味が完結している。
→随想のような
→掲示板のような
→ときに議論も

→展開した話題を収束する「階層構造」
→発散と収束、緊張と弛緩。それらを受け止める器としてのWiki?

●YASWiki2の場合
→見出しを作るかわりにページ(章)を作る
→ページ(章)は複数のページ(章)を持つことができる
→すべてのページ(章)が名前を持つ
→すべてのページ(章)がパーマリンクを持つ
→すべてのページ(章)がRecentChangesを持つ
→すべてのページ(章)がRSSを出力
→すべてのページ(章)で検索できる
→すべ(ry

→検索結果もRSSを出力

●やってみたら
→マインドマップのような雰囲気(ある意味成功)
→階層が深くなり杉
→人間が読むページじゃない(読むんじゃない。感じるんだ!)
→こんなのWikiじゃない!

→ほかにもこんなWikiがあるはず!
→wemaとかそうなんじゃないの!?

●なぜパラグラフ/階層指向?
→いまどこにいるか知りたい(俯瞰したい)
→すべてがフラットって、なんか気持ち悪くない?
→なにか整理する仕組み
→とにかく構造をコントロールしたい

●Momoka
→階層をやめてみた
→変わりにタグを導入(階層が浅く、緩いつながりになるように)
→そもそもMomokaって?
→Message Oriented Meta Object with Kaleidoscopic A...
→メッセージ指向のメタななにか。
→万華鏡のようにページ群を見る……

まぁそれはいいとして。
パラグラフ指向って、なんなんでしょうね?

まぁそれもいいとして。
本題。「尖ったWikiはどこにいる?」
尖ったWikiは、
「こんなのWikiじゃない!」と言われるようなもの?
なのかもしれない……。
# はてなとか?
# CheckPadとか?
# Wemaとか?

Wiki開発はけっこう楽しい……。
裏をかえせば
良くも悪くも、日本のWiki開発者はそれで遊ぶことを目的にしているかもしれない。
開発リソースの不足。
ユーザーも不足。
テコになるようなツールを作りがちかもしれない。

悪く言えばユーザー不在。
理解してもらえない感。
作ってそれを誰に見せるのか。
作ってそれを誰が使うのか。
ユーザーとの距離が遠いのかもしれない。

とかなんとか。
おしまい。
2006-02-21 01:38:22 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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