メッセージ。 - うーん。組合ってそん...

# うーん。組合ってそん...

うーん。組合ってそんなにちゃんと機能するものなんでしょうか? たとえばぼくがSE/プログラマをやっていたとき、社員として一番欲しかったのは、人間的な生活でした。夕方には退勤して、晩ご飯を家族と一緒に食べられる生活が欲しかった。

でもそんなものは夢のまた夢でした。役職にかかわらず、夜は22時をすぎても働くのが当たり前。そういうのが長く続くからか、30歳代、40歳代になっても独身でいる男がゴロゴロしていました。そういう先輩たちを見て、「ああいう風になりたくないな」と思ったものです。

その会社で、組合は何をしていたか。「水曜日は定時で退勤しなさい」と見回りをしたり、時期になったら「給料を上げろ」といつもの茶番を演じたり。特定の政治家を応援しろとPRがまわってきたり。そんなもの、現場の人間には、これっぽっちも役に立ってると思えなかった。

あの会社には、ちゃんとお金儲けができる仕組みが必要だったとぼくは考えています。デスマーチや開発失敗にまみれていた状況を脱出して、きちんと飯のタネを持つ、強い会社でなければならないと。それでこそ社員は幸せになれると。ところが組合は硬直して、ちゃんと社員のことを見ているように思えなかった。給料を上げる?そんなことよりも、目の前にあるこの、どうしようもない不幸をなんとかしてほしかった。

これは1つの事例でしかありませんが、一般的に組合って機能してるんでしょうか? ぼくには組合は硬直しているもので、機能しないものという印象があります。そういうこともあって、存在理由が理解できません。会社が給料を上げたくないなら、それなりの理由があるでしょう。会社と社員の間に信頼関係が築けているのなら、その理由を共有していけるはず。

そういう会社はまさしくWin-Winで、逆にそれができずに、社員と反目している会社は潰れゆく会社です。潰れる会社に居候しながら、(組合のパワーを使って)給料だけは維持しろなんて、そんなのはつまらない生き方です。人間はそんな生き方をしてはいけない。人間は、自分の所属する組織、自分の住む土地、自分の仕事を好きで、その成長を応援しなければならない。

信頼関係に比べたら、組合なんてほとんど役に立たないと思います。組合のおかげで少しばかり給料が上がったところで、人生にとってはゴミみたいなもんです。会社が社員を信頼してくれて、社員が会社を信頼できるなら、給料なんて上がらなくてもかまわない。会社はお金を、会社が成長するために使ってくれていいとぼくは考えます。それが会社を存続させ、社員の幸せにもつながるんですから。(信頼関係が続くのならね。)

# つい熱くなってしまいました。論点も発散ぎみですね。ゴメンナサイ。
2006-03-13 16:06:20 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

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