メッセージ。 - ものづくりと生活
# ものづくりと生活
褒められることを目的にしている者はartistではないのだ
小飼さんとは気が合わないときも多いのだけど、これは同感だなぁ(まったくの蛇足だけど、小飼さんのブログは、「Dan the ○○」というやつが自意識、褒められ目的を感じさせるのであまり楽しめない。この結句はないほうがいいんじゃないだろうか……。<余計なお世話)。shiroさんのコメントも、考えさせられるものがあったのでメモ。
「芸術は、ちょうど毎日の食べものと同じように、人間の生命にとって欠くことのできない、絶対的な必要物、むしろ生きることそのものだと思います。しかし、なにかそうでないように扱われている。そこに現代的な錯誤、ゆがみがあり、そこから今日の生活の空しさ、そしてそれをまた反映した今日の芸術の空虚も出てくるのです。」 (岡本太郎、「今日の芸術」、1954)50年以上経ってもなお、芸術と生活の解離、あるいは文化の生産者と消費者の解離は縮まらないどころか大きくなっているようです。表現の専門家が創ったものをそうでない者が消費するという構図にあまりに慣らされてしまったために、せっかくネットという表現媒体を手にしても、消費されることを目的としてしか表現できなくなってしまった人も多いように見受けられます。
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なんとなくなっとく。
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