メッセージ。 - diary
2005-03-13
# WikiばなVol.4の感想
寝起きでボーッとしながらWikiばな4の感想を書いてみます。個人的に、Wikiばな4で一番面白かったのはNOTAとMirrorManでした。
NOTAは、「Flashで実装されていて、ページを編集した瞬間サーバーに反映、同時刻に同じページを見ている人の画面にも即座に反映される。編集はWYSIWIGででき、図形やテキストなどのオブジェクトそれぞれが編集権を持つ(普通のWikiではせいぜいページ単位で編集権。ぼくはパラグラフに編集権を持たせたかったのでYASWiki2を作った)。また、1ページはA4ページサイズなのでそのまま印刷できる」というものらしい。これはすごいと思った。とてもリーズナブルな仕様で、本当に子供でも使える! すばらしい!
MirrorManは、とにかくJavaScript。複数ページのプリフェッチ、オートリンク、リアルタイムチャットなどなど、いろんな機能がJavaScript指向で実装されていて、クライアントのCPUを使いまくっていた。JavaScriptをオマケ的に使うのじゃなく、縦横無尽に使われているのがすごい。JavaScriptへの傾注がネタのレベル! プレゼンも時間がまったく足りなくなるほどのアイデアの数で面白かった。そして極めつけに印象的だったのが「P2Pを見越している」との言葉。
そう。P2Pなのだ。ぼくも最近そこが気になりはじめている。NOTAにしてもMirrorManにしても、既存の計算機アーキテクチャの呪縛から逃れはじめている(「誰でも機能を変更できる」というClockworksもそうだね)。「保存」っていうボタンを押してから保存する旧来のアーキテクチャは不自然だ。データを書き換えた瞬間、離れた場所にいる人にも変更が伝わるほうが自然で分かりやすい。CPU性能やメモリ容量なども同様で、いまのコンピューティングは計算機リソースの呪縛がキツすぎる。
Wiki関連のトピックとしては、ソーシャルなツール、ナレッジマネジメントのためのツールというアプローチがいままで主流で面白いところだけど、一方で既存のアーキテクチャから離れるという新しい風が吹き始めているように感じた。まだまだその道のりは始まったところだけど、ものづくりをする人間として、いよいよ面白くなってきたなと予感できるWikiばなだった。最後になったけど、shinoさん、スタッフ・発表者のみなさん、おつかれさまでした。たいへん有意義な一日でした。
NOTAは、「Flashで実装されていて、ページを編集した瞬間サーバーに反映、同時刻に同じページを見ている人の画面にも即座に反映される。編集はWYSIWIGででき、図形やテキストなどのオブジェクトそれぞれが編集権を持つ(普通のWikiではせいぜいページ単位で編集権。ぼくはパラグラフに編集権を持たせたかったのでYASWiki2を作った)。また、1ページはA4ページサイズなのでそのまま印刷できる」というものらしい。これはすごいと思った。とてもリーズナブルな仕様で、本当に子供でも使える! すばらしい!
MirrorManは、とにかくJavaScript。複数ページのプリフェッチ、オートリンク、リアルタイムチャットなどなど、いろんな機能がJavaScript指向で実装されていて、クライアントのCPUを使いまくっていた。JavaScriptをオマケ的に使うのじゃなく、縦横無尽に使われているのがすごい。JavaScriptへの傾注がネタのレベル! プレゼンも時間がまったく足りなくなるほどのアイデアの数で面白かった。そして極めつけに印象的だったのが「P2Pを見越している」との言葉。
そう。P2Pなのだ。ぼくも最近そこが気になりはじめている。NOTAにしてもMirrorManにしても、既存の計算機アーキテクチャの呪縛から逃れはじめている(「誰でも機能を変更できる」というClockworksもそうだね)。「保存」っていうボタンを押してから保存する旧来のアーキテクチャは不自然だ。データを書き換えた瞬間、離れた場所にいる人にも変更が伝わるほうが自然で分かりやすい。CPU性能やメモリ容量なども同様で、いまのコンピューティングは計算機リソースの呪縛がキツすぎる。
Wiki関連のトピックとしては、ソーシャルなツール、ナレッジマネジメントのためのツールというアプローチがいままで主流で面白いところだけど、一方で既存のアーキテクチャから離れるという新しい風が吹き始めているように感じた。まだまだその道のりは始まったところだけど、ものづくりをする人間として、いよいよ面白くなってきたなと予感できるWikiばなだった。最後になったけど、shinoさん、スタッフ・発表者のみなさん、おつかれさまでした。たいへん有意義な一日でした。
2005-03-10
# 情報処理概論の講義資料
http://www.infonet.co.jp/ueyama/ip/resume.html
大学の講義用資料のようだけど、……すごく丁寧にessentialな解説をしてる。情熱がこもってるなぁという印象。メモメモ。
大学の講義用資料のようだけど、……すごく丁寧にessentialな解説をしてる。情熱がこもってるなぁという印象。メモメモ。
# 内在者理論とかゲシュタルトとか
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200503041110000000094690000
というメルマガ。個人的に興味を持っているキーワードが入ってるのでメモ。
心理カウンセリングを考える
というメルマガ。個人的に興味を持っているキーワードが入ってるのでメモ。
2005-03-09
# 「論理 vs 情緒」
http://nais.to/~yto/clog/2005-02-21-6.html
たつをさんによるレポート。なかなか興味深いのでメモ。
[を] 「論理 vs 情緒」 - 藤原正彦講演会論理的思考も重要だが、仮説・出発点を選ぶのは情緒・感性・美意識。スタートが間違っていれば、筋だけ通った危険な思想になっちゃう
たつをさんによるレポート。なかなか興味深いのでメモ。
# インターネットとコミュニケーション
仕事関係の情報収集をメールベースでやっているのだけど、いろんなメールがくる。ネットワークやデータベース関連の製品、Webサービスを始めたベンチャー企業、企業間提携の話など本当に種々雑多だ。毎日こういうのをチェックしているのだけど、ほとほと疲れる。なんでこんなに疲れるのかなぁ。たとえば同じような分量を読むのでも、新聞ならそれほど疲れないのに。
ということを考えていて気が付いた。文章を読むという行動の裏側で、人間は書き手のコンテキストを理解しようとしているんじゃないだろうか。書き手はどの程度の知識を持っているのか、どういうセンスでものごとを捉えているのか、どこかに偏りがないか、など。新聞というのはそこが統一されている。一般の雑誌もそうだ。だから読んでいて疲れない。逆にメールやWebサイトの巡回などは、ぼくにとっては骨折り仕事だ。そこには、書き手の知識の多寡や偏りといった「情報」の雑多さがあり、おどろきや怒りや悲しみといった強い「感情」がこもっている。
一言でいえば、知らない人とコミュニケーションをするのは疲れる、ということなのかもしれない。
ということを考えていて気が付いた。文章を読むという行動の裏側で、人間は書き手のコンテキストを理解しようとしているんじゃないだろうか。書き手はどの程度の知識を持っているのか、どういうセンスでものごとを捉えているのか、どこかに偏りがないか、など。新聞というのはそこが統一されている。一般の雑誌もそうだ。だから読んでいて疲れない。逆にメールやWebサイトの巡回などは、ぼくにとっては骨折り仕事だ。そこには、書き手の知識の多寡や偏りといった「情報」の雑多さがあり、おどろきや怒りや悲しみといった強い「感情」がこもっている。
一言でいえば、知らない人とコミュニケーションをするのは疲れる、ということなのかもしれない。
2005-03-08
# 日本語でのXenの解説
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/special/xen01/xen01.html
日本語でのXenの解説が出たみたい。これは読みたかったやつだ。
@IT:仮想化技術の大本命「Xen」を使ってみよう 〜 インストール & Debian環境構築編 〜(1/3)
日本語でのXenの解説が出たみたい。これは読みたかったやつだ。
# SAJAXとcl-ajax
クライアントのJavaScriptにPHPの関数をエクスポートする(であってるのな?)SAJAX(http://www.modernmethod.com/sajax/)と、
同様にCommon Lispの関数をエクスポートするcl-ajax(http://www.holygoat.co.uk/blog/entry/2005-03-07-1)。
あーもうわけ分かんないなぁ(笑)。こうなると、クライアント上にVMを起動させるようなものなのかな? 分散コンピューティングのためのインフラとして使えるのかもしれない。あるいはP2Pやgridのように協調動作させるとか? わからん!orz
経由地:http://quasiquote.org/log/2005/03/08/cl-ajax
同様にCommon Lispの関数をエクスポートするcl-ajax(http://www.holygoat.co.uk/blog/entry/2005-03-07-1)。
あーもうわけ分かんないなぁ(笑)。こうなると、クライアント上にVMを起動させるようなものなのかな? 分散コンピューティングのためのインフラとして使えるのかもしれない。あるいはP2Pやgridのように協調動作させるとか? わからん!orz
経由地:http://quasiquote.org/log/2005/03/08/cl-ajax
# WinnyはCDの売上を下げてない?
http://slashdot.jp/articles/05/03/07/1323241.shtml?topic=52
読んでいていくつか妄想が浮かんできたのでメモ。妄想の論旨は、「卵が先か鶏が先か」風に「Winnyが先かマスプロダクトの老衰が先か」って感じかなぁ。考えがまとまったら書きます。
スラッシュドット ジャパン | WinnyはCDの売上を下げてない?
読んでいていくつか妄想が浮かんできたのでメモ。妄想の論旨は、「卵が先か鶏が先か」風に「Winnyが先かマスプロダクトの老衰が先か」って感じかなぁ。考えがまとまったら書きます。
# 欲しい社会と法
http://blog.livedoor.jp/memorylab/archives/393489.html
CD輸入権について、当事者であるレコード会社の社長さん(?)が書いたメモ。まったくそのとおりだなぁ。そういう風に考えてくれる人が、大人にもいるんだなぁ。
僕だって輸入盤をたくさん買う人間のひとりだから、買えなくなったり、価格が上がったりすれば、不利益を被るとは言える。が、世の中では輸入盤なんて買ったことがない人が大多数を占めるはず。その人達(例えば、自分の母親であったり)に何が問題なのか、ブランド品やソフトウェアの並行輸入が規制される例とはどこが違うのか、うまく説明できなければ、一部のレコード・マニアが安い輸入盤が買えなくなったと嘆いている、という程度のこととしか、社会には認知されないだろう。そうじゃなくて、究極的には、どういう社会が欲しいのか、どういう文化を楽しみたいのか、そのためにオマエは何を守らなきゃいけないのか、ということが、この件だけじゃなくて、あっちやこっちから僕達には問われているはずなんだけれどね。
CD輸入権について、当事者であるレコード会社の社長さん(?)が書いたメモ。まったくそのとおりだなぁ。そういう風に考えてくれる人が、大人にもいるんだなぁ。
# ネットワークプログラミングの基礎知識
http://x68000.q-e-d.net/~68user/net/
とのこと。こういうドキュメント(とそれを書く人)は大事。メモメモ。
ここでは IP アドレスやポート番号、クライアントとサーバの役割などを説明し、 perl や C言語でソケットを使った HTTP クライアントや POP3 クライアント、簡単なサーバを作成してみます。要はネットワークプログラミングをやってみよう、ということです。
とのこと。こういうドキュメント(とそれを書く人)は大事。メモメモ。
# 東京発フリー写真素材集
http://www.shihei.com/tokyo_001.html
とのこと。これはいいなぁ。メモメモ。
2000年6月の衆議院選挙の時、国会議事堂の写真が必要になった。しかし、ネット上を探してもフリーで使える写真が見つからない。壁紙やボタンのフリー素材は星の数ほどあるが、建築物のフリー写真はないようなのである。じゃあ私が、趣味のサイクリングで、東京中を走り回り、ついでに写真を撮り公開すれば、きっと多くの人に役立つ写真素材集になるのではないかと思った。で、すぐに行動を開始し、デジカメをバッグにサイクリングに出かける……
とのこと。これはいいなぁ。メモメモ。