メッセージ。 - diary

2016-09-06

# にゃー

シン・ゴジラであらためて思うのは、映画の楽しみは映画館だけで完結しないということ。あの映画を観た多くの人が、ネット上での批評や議論、感想をやりとりして楽しんでいる。映画自体の面白さと、事後の楽しさと、その両方があるからこそあの映画はこれだけ面白く楽しい。

昔ある人が言っていたけれど、車の雑誌を買っているのは車のオタクだと。一般の車のユーザーは、車の雑誌を買っていない。コンピュータも同じで、コンピュータの雑誌を買うのはコンピュータのオタクだと。映画についても同じことが言えるんじゃないか?一般の市民は映画など観ていない。映画を観ているのは映画のオタクだ。

だから、コンピューターの雑誌や映画やなんかを、もっとヒットさせたいなら、もっと面白くしたいなら、それそのものを面白くするだけじゃダメってこと。面白いか面白くないかじゃなくて、もちろん面白さは当たり前に必要なんだけども、それ以上に他の人に語りたくさせる、オタクでない人でも語りたくなる要素があるっていう、社会性が必要なんだよ。

もっといえば物語性。雑誌でも映画でもその他の商品でも、その商品の内部で完結する機能性じゃなくてその外部との接続性、物語性が、このインターネットの時代においてはヒットの要因になっているってこと強く思わされた。まぁもう当たり前の話なんだけども、邦画でもそういう手法がこの規模で使われたんだなぁと感じた。
2016-09-06 23:51:07 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2016-09-02

# にゃー

若いころの失敗を思い返すのはつらいな。。
2016-09-02 21:00:12 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2016-08-08

# にゃー

見知らぬタクシーの運転手さん、ありがとうございます。「大荷物を抱えて大変ですね」とおっしゃいましたが、ぼくがこうして大荷物を抱えて駅に降り立てるのも、そこにタクシーがいてくれるからこそです。あなたのような方がいてくださるから、大変ではないのです。親切にしていただき、本当にありがとうございます。
2016-08-08 00:54:04 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2016-07-29

# にゃー

おいらはちょっと、やり方が愚直すぎるんだよな。それで、ボトムアップにアプローチして仕事量が多くなってしまう。遠回りも好きだし。ただ、あるカテゴリの仕事では、これは変えなきゃいけない。
2016-07-29 21:00:09 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2016-07-07

# にゃー

バーチャルリアリティって意味でいうと、現実認識というもの自体が、教育や環境によって人間のなかに形作られてしまったものだよね。言い換えると、現実(の認識)というのは、「自分はこういう人間である」「世界はこういうものである」って言う先入観とか観念を指す。

だからそういう人間の価値観とか先入観みたいなものを含めて、変えてしまう、いったん
捨ててしまう能力をバーチャルリアリティが得られれば面白いなと思う。その意味では、映画や小説、音楽、誰かの人生といったものが、すでにバーチャルリアリティなのかもしれないけど。

でも実際の世界では、人間の価値観や先入観を変えてしまうものは「バーチャルリアリティ」には求められていなくって、もとの価値観、先入観レイヤに影響を与えない、単にそのとき楽しければ、あるいは役に立てば後でほぼ完全に元に戻せる、いわばプラガブルなレイヤ化された「リアリティ」が「バーチャルリアリティ」の現在の定義なのかもしれない。
2016-07-07 08:45:09 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0
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