メッセージ。 - diary

2008-07-04

# アメリカに来ています

ええと、更新が滞っておりましてすまんです。

現在ふじさわ、アメリカに来ています。アメリカに来たのは、英語を勉強したいなと思ったのと、アメリカの現在を自分の目で見て理解したいなと思ったのと、まぁほかにもいろいろ理由はあるんですけど、とにかくアメリカに行くことに決めたのでした。

それで、4月の終わりに会社を辞め、5月いっぱいは準備をして、5月29日から2か月の予定でカリフォルニアに来ています。最初の1か月はサンフランシスコに滞在して、英語の学校に通ったりしていました。6月の29日からは、レンタカーを借りてカリフォルニアをぶらぶら旅行しています。昨日と今日は、ヨセミテの国立公園に行きました。

ネットにつながりにくかったり、ナンダカンダやることがいっぱいあったりで更新が滞っているのですけど、元気にやっています。
2008-07-04 14:40:00 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2008-05-15

# サーバー移転作業にともない、しばらく断続的な接続障害が起きる可能性があります

2008年5月15日現在この日記は自宅サーバーで運用しているのですが、今後はレンタルサーバーに移行しようと思っています。ただ、なにぶん廉価なレンタルサーバー(さくらインターネットの共用サーバー)に移行する予定でして、日記とメールにかんして移行作業のあいだつながりにくくなったり、うまく動かなくてアドレス自体を変更させてもらう可能性があります。もし24時間以上の間ずっとつながらないという人がいらしたら、すみませんが yoshiharu.fujisawa at gmail.com までメールをくださいませ。
2008-05-15 10:06:55 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2008-04-03

# OpenBSD/zaurusのその後

DMA is now enabled for 1-sector devices such as flash drives, providing significant speed improvement.

わお! なんて素敵なんだ、OpenBSD!!!

その後4回インストールし直したのだけど、16GBのCFに換装したZaurusのディスクが、PIO転送でしか動かなくてすっごく遅くて苦労してたんだよね。なんとかならんのかと思ってたら上記のような結果に。OpenBSD4.3は2008年5月1日リリース予定とのこと。すばらしすぎる!!!
2008-04-03 07:48:14 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2008-03-28

# OpenBSD/zaurusのインストール

ちょっと挑戦中。OpenBSD/zaurusのほうがTitchy Linuxよりハードウェアサポートがしっかりしてそうなのに気付いたので、使いたくなったのです。たとえば、OpenBSD/zaurusでは電源スイッチでサスペンドできるらしいとか。細かいことなんだけど、そういうのの積み重ねで使いやすさって変わってくるじゃん? Titchy Linuxはまだ大雑把で、そのレベルまで詰める前の段階のように思う。(というかまぁ、そういう方向ではなくクイックハックなのかもしれないけど)

でまぁOpenBSD/zaurusについて、インストールでちょっと気になったことなど。

・インストールプロセスの完成度は高い。ぼくのZaurusは(何回か書いてるけど)16GBのCFカードに換装してるのだけど、問題なく認識して次のステップに進んでくれた。good!!!

・ただし、つまづいたところもあり。OpenBSD/zaurusは基本的にシャープ純正ROMと共存させて使うことを想定しているようで、インストーラがipkで提供されている。ところが、ぼくのように純正を綺麗さっぱり消してしまった人間にはこれはつらい。といっても、ちょっと考えれば回避策はあって、それはZaurus標準のメンテナンスカーネルを使うこと。

・Zaurusでは、BIOSに近いレベルのところに複数のLinuxカーネルがインストールされている。マスターブートレコードを書き換えたり、壊れたOSのファイルシステムを修復したりしたいときには、標準で用意されている(普段は目に見えないところに隠れている)メンテナンスカーネルが裏方で働いてくれるイメージ。

・メンテナンスカーネルを起動するには、DとBを押しながらバッテリー室のリセットスイッチを押し、電源ボタンを押せばよい。これで、メンテナンスカーネルが起動して小さなLinuxが起動する(昔のミニルートのような環境)。OpenBSD/zaurusのインストールステップを開始するには、この状態にしておいて次のコマンドを実行する:「insmod /mnt/card/zbsdmod.o; cp /mnt/card/bsd.rd /proc/zboot」。あ、前準備としてコマンドを実行する前に、SDカードにzbsdmod.oとbsd.rdをコピーしとく必要あり。このへんから:http://ftp.jp.openbsd.org/pub/OpenBSD/4.2/zaurus/

・あとは画面の指示どおりにやるだけ。BSDはほとんど使ったことがないのだけど、インストールプロセスもデフォルトの設定もかなりリーズナブルな印象を受けた。

・1つつまづきポイント。パーティションの分割で、「スワップ、/ファイルシステム」みたいなパーティションの切り方をすると、OSインストール後のブートに失敗する。「/ファイルシステム、スワップ」という感じにパーティションを切らなければいけない模様。まだ試していないけどたぶん。

以下参考になったリンクなど。

【レビュー】OpenBSD/zaurus - 生粋のBSD環境を掌の上で楽しむ (1) OpenBSD/zaurus | 家電 | マイコミジャーナル <http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/03/20/openbsd/index.html>

OpenBSD/zaurus on SL-C1000 <http://www10.ocn.ne.jp/~a.koba/openbsd/zaurus.html>

http://ftp.jp.openbsd.org/pub/OpenBSD/4.2/zaurus/INSTALL.zaurus
2008-03-28 08:44:19 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2008-03-25

# Titchy Linuxの感想

ここしばらく、Titchy Linuxを使ってみてその感触などちょっと書いてみる。これから書く内容は、Titchyではなく、LinuxカーネルやZaurus SL-C3000のハードウェア、およびおいらのスキルが主要ファクターとなったであろう悪印象が多分に含まれている。

・重い。シャープ純正ROMに比べると、たぶん重い。ふじさわは基本的に、X上でターミナルを1つ起ち上げたら、あとはGUIアプリを一切使わないのだけど、そういう使い方をしている分には十分軽いし実用的だ。ただ、Xを起動したりXアプリを起動したりしようとすると(つまりGUIアプリはすべて)けっこう待たされる。一度Firefoxを起動してみたが、もう二度とやろうとは思わない。

・純正の4GBマイクロドライブをと16GBのCFカードに換装して使うのはあんがい難しい。カーネルを再コンパイルすれば16GBのCF自体は使えるようになるのだけど、いろいろチューニングでつまづく。具体的に、おいらの環境では(1)USBで母艦とつなぐことができなくなった。(2)音を鳴らすことができなくなった。まぁ些細なこととも言える。実際ぼくは、これらに目をつむることでそのほかの大きな恩恵を受けてこの数か月便利に使った。

・カーネルの再コンパイルでつまづいたのは、USBで母艦とつなぐためのパッチが、うまく見つけられなかったことが一因だ。Titchy LinuxではOpenZaurusやAngstromからカーネルをひっぱっているらしく、ぼくもそこからソースコードをダウンロードしてコンパイルを試してみたりした。しかし、USBと母艦をつなぐ部分はなぜかうまく動かなかった。また、コンパイルしてできたカーネルのサイズが、Zaurusの制限(1264KBだったか)ギリギリになり、調整は不可能ではないものの難しそうだと思えた。

・ここで深追いすれば勉強になるし、挑戦するにはちょうどよい大きさとテーマの課題なのだけど、Zaurusはいまぼくのメインマシンなので長い間使えないのはつらいのだよなぁ。ということで、カーネルのコンパイルについては、保留したまま現在に至っている。現状、主に使っているアプリケーションは、Emacsとscreenとw3mとGauche。これらについては、使っていてほとんど不満がない。速度は十分だし、メモリ負荷も許容範囲内。落ちることもない(w3mだけはたまに落ちるけど)。

・それと、当たり前のことながらDebian GNU/Linux(etch)と互換というのはものすごく大きな恩恵だ。毎日apt-get upgradeしているだけでセキュリティは保たれるし、使いたいアプリはたいていなんでもそろってる。基本的にZaurusは、CPU/メモリ/ディスク性能が低いので、頻繁にコンパイルをしたくない。そういう意味でもDebianを使うことでコンパイルの頻度が抑えられ、環境構築のコストは大きく削減できている。
2008-03-25 11:11:15 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0
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