メッセージ。 - diary
2007-11-29
# メモ
近代というのは、機械などの工業技術が発達したことで生まれた。とする。とりあえず。
機械はマスプロダクトを生み出し、多くの人が「同じ」製品を使うようになった。それまでは、服も車も家屋も食べ物も、すべて一品ものだったのが、そうでなくなった。
「同じ釜の飯を食った仲」という表現があるけど、マスプロダクトというのは、要するに大きな釜の製造を可能にした。現代では、何千人も何万人もの人が、同じ釜の飯を食べている。
同じ釜の飯を食べる人たちの間には、共通のルールが必要だ。共通の文化と言ってもいい。共通のルールや文化を作るため、近代は人々の言葉を標準化する。
そして人々は、機械と同じように、交換可能な部品となっていく。交換可能な部品であることを求められる。
しかし人間は、自己が交換可能として扱われることに恐怖を覚える。なぜなら、人間にとって自分自身は交換不可能だからだ。人々は、自分が、自分だけが交換不可能であることを知っている。
機械はマスプロダクトを生み出し、多くの人が「同じ」製品を使うようになった。それまでは、服も車も家屋も食べ物も、すべて一品ものだったのが、そうでなくなった。
「同じ釜の飯を食った仲」という表現があるけど、マスプロダクトというのは、要するに大きな釜の製造を可能にした。現代では、何千人も何万人もの人が、同じ釜の飯を食べている。
同じ釜の飯を食べる人たちの間には、共通のルールが必要だ。共通の文化と言ってもいい。共通のルールや文化を作るため、近代は人々の言葉を標準化する。
そして人々は、機械と同じように、交換可能な部品となっていく。交換可能な部品であることを求められる。
しかし人間は、自己が交換可能として扱われることに恐怖を覚える。なぜなら、人間にとって自分自身は交換不可能だからだ。人々は、自分が、自分だけが交換不可能であることを知っている。
2007-11-28
# 『暮らし・「世界が完全に思考停止する前に」森達也さんのお話』
暮らし・「世界が完全に思考停止する前に」森達也さんのお話
http://www.news.janjan.jp/living/0711/0711246140/1.php
すごいなぁ。この人は本物だろうと感じる。ちょっと本筋とは違うかもだけど、とくにいいなぁと思ったのはここ。
これはぼくがいままで登った山のなかで、一番高いところに咲いていた花だ。
http://www.news.janjan.jp/living/0711/0711246140/1.php
すごいなぁ。この人は本物だろうと感じる。ちょっと本筋とは違うかもだけど、とくにいいなぁと思ったのはここ。
矛盾が人間であり、現象であり、営みだ。
これはぼくがいままで登った山のなかで、一番高いところに咲いていた花だ。
2007-11-27
# 日々
がんばれがんばれ。
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Blogタイトルを変更しました - smallpineの日記 / 個人的な、余りに個人的な
http://d.hatena.ne.jp/smallpine/20071103
新しいタイトル、ぼくは好きですよ。良くなったと思います。
ニーチェですかね。
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ひりひり - Ladder to the Moon
http://d.hatena.ne.jp/laddertothemoon/20071119/p1
なんか分かるなぁ。ぼくの人の好きになり方って、けっこうこうなんだよ。
なんていうか、あれだ。誰かが心の中に住みついちゃうってやつ。
同情ではないと思うんだ。
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Blogタイトルを変更しました - smallpineの日記 / 個人的な、余りに個人的な
http://d.hatena.ne.jp/smallpine/20071103
新しいタイトル、ぼくは好きですよ。良くなったと思います。
ニーチェですかね。
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ひりひり - Ladder to the Moon
http://d.hatena.ne.jp/laddertothemoon/20071119/p1
なんか分かるなぁ。ぼくの人の好きになり方って、けっこうこうなんだよ。
なんていうか、あれだ。誰かが心の中に住みついちゃうってやつ。
同情ではないと思うんだ。
2007-11-26
# メモ
一年ぐらい前に分かったと思ったこと。Web 2.0の本質は、「お客を馬鹿にしない」サイトってことなんじゃないだろうか。いままでのサイトは、お客に対して魚を売る一方で、魚の釣り方については一切秘密にされていた。
運営者は、「お客にはそれで十分だ」と思っていたし、「それを与えてしまうと自分が食えなくなる」と考えていた。そういうのではないロジックが、実効性をもって働く兆しが見えはじめたのがWeb 2.0だったのではないかという気がした。
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やること:
メールにお返事。
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教育の話。入試の国語の問題とかで、子供に対して、「あなたが思うことを、自分の言葉で書きなさい」とか言われても困るんだよなぁ。
なんでかと言うと、それまで子供は散々、逆のことをやらされてきているのだから。学校の問題はいつも、「子供らしい答え」、「男の子らしい(女の子らしい)答え」「知的で近代的な答え」を子供に対して要求する。ペシミスティックな意見や破滅思想、仏教思想、哲学的な問いなどは、求められていない。教師も学校も社会も、ときには親さえも、子供にそれを求めていない。
それは「口にしてはならぬこと」とされている。少しさとい子はそのルールを知っていてはやくから優等生を演じるし、その反対に不良に身をやつす子もいる。そのルールが我々のすべてを翻弄している。
入試で、「あなたが思うことを、自分の言葉で書きなさい」とか言われて、頭からそれを信じるやつはばかだ。あるいはそれを信じたとして、正直に思っていることを書いたとして、いったい○がもらえるだろうか。出題者がどんな人かも分からないで、どんな出題意図かも分からないで、答えられる問いなどない。無間地獄だ。
運営者は、「お客にはそれで十分だ」と思っていたし、「それを与えてしまうと自分が食えなくなる」と考えていた。そういうのではないロジックが、実効性をもって働く兆しが見えはじめたのがWeb 2.0だったのではないかという気がした。
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やること:
メールにお返事。
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教育の話。入試の国語の問題とかで、子供に対して、「あなたが思うことを、自分の言葉で書きなさい」とか言われても困るんだよなぁ。
なんでかと言うと、それまで子供は散々、逆のことをやらされてきているのだから。学校の問題はいつも、「子供らしい答え」、「男の子らしい(女の子らしい)答え」「知的で近代的な答え」を子供に対して要求する。ペシミスティックな意見や破滅思想、仏教思想、哲学的な問いなどは、求められていない。教師も学校も社会も、ときには親さえも、子供にそれを求めていない。
それは「口にしてはならぬこと」とされている。少しさとい子はそのルールを知っていてはやくから優等生を演じるし、その反対に不良に身をやつす子もいる。そのルールが我々のすべてを翻弄している。
入試で、「あなたが思うことを、自分の言葉で書きなさい」とか言われて、頭からそれを信じるやつはばかだ。あるいはそれを信じたとして、正直に思っていることを書いたとして、いったい○がもらえるだろうか。出題者がどんな人かも分からないで、どんな出題意図かも分からないで、答えられる問いなどない。無間地獄だ。