メッセージ。 - diary

2007-05-24

# 難しさの内面

そういえば、数学がチンプンカンプンだったころ、あるいはコンピュータがさっぱり理解できなかったころ、
たしかにそこには「数学やコンピュータが分からない」という現象も発生していたけれども、
もっと言えば「数学やコンピュータの現在の実装を、どう面白がればよいか分からない」、
「誰がなぜ、そういう実装にしたのか分からない」ことのほうが根源的な問題としてあったように思う。

そして実際、そういうことを説明できる人や状況は、現在レアになっているんじゃないだろうか。
つまり、師弟のあいだでラポール(信頼関係)があまり構築できていないし、
教えるほうもそれ(たとえば数学やコンピュータ)を面白がることができていない場合が
多いような気がする。

たとえば今、「近所に住んでいる人や子供、学校の同級生、会社の同僚に、
あなたの知的興奮を伝えてみてください」って言われたらどうだろうか?
(ここでの「伝える」というのは、自分の中にそういう現象があるよって説明するのではなく、
彼や彼女が同程度の知的興奮を、内から湧き出させることができるようにするという意味)

「そんなの難しいよ」とか、「そんなの恥ずかしいし、やりたくないよ」って
答えてしまうんじゃないかな。みんなが「難しい」と言っていることの本質は、
そこにあるんじゃないかと思ってる。
2007-05-24 10:05:29 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2007-05-23

# メモ

媒体の不自由さが文化を生み出す。

「媒体は不自由である」、「媒体にはこういった特性がある」と
複数の人が共通認識を持つことで、「だからこう活かそう」という方向に進む。
媒体が提供する(不自由な)APIを活用して抽象化レイヤが実装される。
文化とは、その抽象化レイヤのことを指す。

媒体の不自由さが隠されたり、不自由さが変動しやすかったり、
知覚しにくい状況では、共通認識にいたりにくい。

媒体の不自由さが隠される具体例は、人為的な抽象化レイヤの挿入がある。
社会構造は、衣食住を「商品」に抽象化した。
また、技術の発達速度が高まると、媒体の不自由さが変動する。

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モティベーティビティが活性である。

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今日はたしかに暑い。
2007-05-23 10:36:25 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2007-05-22

# 日記

おおーい、大丈夫かー。無理すんなよぅ。

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美尻カルテット、かぁ……。うまいな。

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あなたの好きなものを、あなたの好きな人に紹介してください。
私たちは、それをお手伝いしたいのです。
2007-05-22 10:21:55 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

# 日記

http://pikapika.to/~yf/IMG_2051.jpg

可愛らしいなぁ。右側のやつ。ほにゃ〜☆
2007-05-22 01:17:19 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

# 日記

たしかに、自分が考えたことを、ネットに書く必要はない。

自分が考えたことなど、誰かがすでに考えているに違いなく、知識としての価値はない。つまり、長い歴史の中で自分の考えた解など、いいとこ60点を取れるかどうかだろう。一言でいえばありふれている。だから、自分の文章には価値がないし、それをここに置くのも愚かなことだ。

でも、待ってよ。価値のない文章は、そこにあってはいけないのかな? そんなに価値がないのかな? この文章には価値がない、自分の考えにも価値はない。そうなんだろう。でも、それでも、この出合いだけはありふれていないんじゃないの? ここに自分が文章を置き、あなたがいまそれを読む。この出合いだけは、ありふれていないんじゃないかな?

先人の書いた1000年前の文章は、今日のあなたには届かないかもしれない。それだったら。今日、あなたに届くかもしれない文章を、ここに置きたい。それがあなたを、少しでも潤すかもしれないなら。どこかの誰かと、同じことしか言えなくても。
2007-05-22 00:00:55 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2007-05-21

# びっくり

うわ、『入門OCaml』なんて本が出たのか。すばらしい!

MYCOM BOOKS - 入門OCaml 〜プログラミング基礎と実践理解〜
http://book.mycom.co.jp/book/978-4-8399-2311-2/978-4-8399-2311-2.shtml
2007-05-21 20:28:51 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

# メモ

今欲しいバージョン管理システムの要件。

(1) サーバー不要。Webサーバーを用意したり、認証システムの管理にコストをかけたりしたくない。メールでパッチを送るようなイメージ。
(2) パッチIDの履歴をしっかりしてほしい。メールでパッチをやりとるするイメージなので、パッチの当て忘れがないよう、個々のパッチにIDが付いていて、各ワーキングディレクトリでどのパッチを適用したかが分かる履歴機能がほしい。
(3) ここから難易度が高いのだけど、WindowsユーザーとUNIXユーザーの両方が使えるもの。
(4) 覚えることが少なくて直感的、かつ抽象化レイヤが薄くて、誰でも手で直接メタデータを書き換えできるようなもの。
2007-05-21 10:38:05 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2007-05-17

# メモ

缶コーヒーRootsの広告が面白いなぁ。
いくつかバージョンがあるのだけど、新橋駅の東海道線を降りた階段のところにあるやつには、「出社するだけですでに労働」といったコピーが、白地に青のゴシックで縦書きされている。それはまぁ既知のことであるし、誰でも考え付くようなコピーとは言える。でもまぁ、なんというか、ある意味つらいその感覚を、あえてそこに明文化して置く茶目っけが楽しい。このポスターは3〜4日前に貼られたもので、もっと短期間に剥がされると思っていたのだけど、それが何日もその場所に居座っているのもまた楽しい。

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「コピー」と打ったつもりが、打ち間違えたようで画面を見ると「キオポー」になっていた。びっくりした。

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「缶コーヒーRoots」と書いたものの、缶以外でも販売されていたらどうしよう。ガクガクブルブル。
2007-05-17 10:50:49 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

# メモ

なかなか次の駅に辿り着かないな。今日は人身事故があったそうだから、電車が遅れているんだろうか。蒸した社内に揺られながら曇った車窓を眺めていると、このままどこか、知らないところへ連れていかれるんじゃないかという気がする。
2007-05-17 10:20:09 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0
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