メッセージ。 - diary

2006-05-12

# 呪いの言葉はどこから来るか

医療社会学からみたリスク(第9回)[美馬達哉氏]/SAFETY JAPAN

おれカネさんち経由。医療の現場で、間違った常識に基づいた処置が長年行われていたという話。「科学的呪術」という表現は面白いけど、「コロンブスの卵」の一形態だと考えることもできる。人間を襲う、思い込みという魔物。医者という科学の子でさえ、その呪いに強く縛られている。「人狼があなたを騙しているんじゃない。あなたが、あなたを騙しているんだ」。
2006-05-12 22:33:03 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

# ひまつぶしとか

梱包材のプチプチをつぶして遊ぶというのは、よくやる人がいるけど、
ぼくはやらないなぁ。なんでだろう。(と、手近にあったプチプチを潰してみる)

ありゃ。これ案外つぶれないね。プチッと行くやつもあるけど、
しぶとく粘るやつがけっこう多い。
3つ4つつぶしたけど、こりゃ全部つぶすのは無理だ。あきらめ。

ぼくはどっちかと言えば、日溜まりに寝転んでまどろみたいほうかな。
寝転んで空中に舞うほこりをながめたり、
体が冷えたり温まったりするのを、ただじっと感じていたり。
あと、CDの裏のピカピカを、いつかきっと、
飽きるまで眺めてみたいと思っている。
初めて見たときに、そう思ってから、もうずいぶん経ってしまった。
2006-05-12 12:21:04 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2006-05-11

# 壊れるとき

たわむれに、昔mixiに書いた日記を置いてみます。
2004年8月6日の日付。あれからずいぶん経ったものだね。

 利害関係
 
 「ぼくが我慢すればきみが喜ぶ。きみが我慢すればぼくがラクで
 きる。そんな関係は、できれば避けたい。きみが嬉しいときはぼ
 くも嬉しいし、ぼくが楽しいときはきみも楽しい、そういう関係
 を、ぼくはただ求めてるのかもしれない……」。
 
 「……あなたはいつもソンかトクかで物事を考えているのね」。
2006-05-11 22:33:09 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

# 昔はそういうこともあったかな、という話。

ネコプロトコル - WEB上で気になるあの人に気持ちを伝えたいとき、なんでおれたちはメールではなくWEBで記事にするんだろう。

メールで「好きです」って伝えたら、結果がいいものであれ悪いものであれ、「で、これからどうしよう。おれらこれからどうしよう?」という方向に行かざるを得ない。そこに進みたくないから、Webみたいなところで、くたっとした告白をするのではないかなぁ。

「あなたのことが好きですよ。でも、別にどうこうしたいわけではないですよ」という感じ。プラトニックな感じにも似ているかもしれない。どんな願いにせよ、それを手に入れるということは、それを壊すことに等しいし、本当に欲しいものは手に入らないものだと、ぼくらは知っている。

だからぼくらは、それに触れたいけれども触れたくない。触れて壊してしまうことを畏れる。そして逆に、そういう感覚をお互いに理解しているからこそ、双方完全なノーガードになることもたまにある。「ぼくは○○さんのことが好きだ」、「私も△△さんのこと好き」。それで終わる。いや、終わらないのだけど、そこで時間が止まってしまう。

そういう感じを、たくさんたくさんおもちゃ箱にしまって、ぼくらはゆく。いつまでもいつまでも歩いてゆく。たまに空を見上げながら。
2006-05-11 22:00:50 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2006-05-09

# Lightweight Language Ring

Lightweight Language Ring。ぬー。今年のLLはRingですか。チケット買えるよう頑張らねば。決戦は6月26日。
2006-05-09 10:39:54 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

# この空の下で

実家の母と話していて、彼女が何度か言ったんだ。
自分につぶやくように、「○○しなければいけない」って。
でもね、そんなことないんだよ。
しなければいけないことなんて、人間には、そんなにたくさんないから。

ぼくは思うんだ。それはきっと、間違いじゃないかな。
「何かをしなければいけない」じゃなくて、
「何かをすればいい」じゃないのかな。

面と向かっては、そこまでしか言わなかったけどね。
本当は、もっと言えば、
「何かをしたい」でいいんだと思う。
そのことを、誰も咎めたりはしない。
少なくともぼくは咎めない。

しなければいけないことなんて、
あなたにはほんのちょっぴりしかないんだよ。
したいことをすればいいんだよ。
2006-05-09 04:13:57 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0

2006-05-08

# Linuxが動作し、中身に手を入れられる携帯が登場?

なんじゃこりゃ! 工科大ケータイ
Linuxが稼働し、アプリケーションを自由に開発・差し替えできる携帯電話だって。ハード・ソフト込みで提供。PHSなどをCFスロットに差し込んで利用するらしい。すげー。

なになに? CPUは、PXA272/416MHz? ザウルスとほとんど同じじゃないの!? RAM 128MBとか言ってるし、IEEE802.11bの無線LAN、USBミニA/Bコネクタも搭載!!! おもしろそう!!!
2006-05-08 22:58:43 / ふじさわ / Comment: 6 / Trackback: 0

# もう連休も終わりですねー。

あー。結局なにも進まないまま、連休が終わっちまった。
しかも夜更かししちゃったしなぁ。いかんなぁ。

連休は、帰省していました。久しぶりに車に乗って、横浜から大阪まで。
ボロボロのRX-7なんですけど、なんとか壊れずに行けてよかったー。
大袈裟じゃなくたまに壊れるのです。突然モクモク煙が出たり、電気系が全滅したり。
だから内心、高速とか乗るのはヒヤヒヤなんです。(笑)

RX-7って、トータルで見るとあまりいい車じゃないんですよね。
よく壊れるし、機械としての完成度もそう高くないし。
や、古い型の車(平成元年式 FC3S)なので、余計に悪いところが目に付くのかもしれないですけど。
でも「いい車じゃない」ところがいいんですよね。
「こんな車、ほかに乗ってるやつおらへんやろ」みたいな感じ?

親とかも言うんですよね。「もうそんな車やめとき」って。
そしたら言い返すんです。
「高くて、最新の型で、快適で安全な車は、ちょっと努力すれば誰でも乗れる。
でも、古くて、不便で、よく壊れて、安全でもない車は、誰でも乗れるわけじゃない。
それが一番の贅沢なんやー」ってね。

まぁそれでもたまに、自分でも、もっといい車が欲しいなと思います。
思いますけど、なかなか踏ん切りが付かないんですよね。
ぼくが車を選ぼうとして、基準の1つとして考えるのは、
もし運転してて、事故にあって、死ぬとしたら、どの車の運転席で最期を迎えたいか
ということなんですよね。

ショールームに行ったときには考えます。
この車の、この運転席を最期に見ることになって、後悔しないかって。
最期になるかならないかの刹那、このステアリングと、計器と、ピラーとガラス、
タイヤから感じる道の感触、風の音、すべての感じは、どんなだろうって。
ぼくはこの車にどういう操作をし、この車はぼくに何をさせるだろう。
そのとき、車や、その向こうにある世界は、ぼくにどんな言葉を投げかけるだろう。

そうしたら、「まぁいまの車でええか」と思っちゃうんですよね。
いまの車の中で死ぬのなら、それはなんとなく自分らしい気がする。
もちろん、死ぬときだけじゃなくてね。
車を運転していたら、誰かを傷付けるかもしれないし、
隣に乗っている人にも迷惑をかけるかもしれない。
そういうことを、できるだけ自分の手の届くところに置いておきたい気がします。
何かを失うときのためだけじゃなく、何かを守るときのためにも。
そういう車に、ぼくは乗りたいんです。
ほんとにもう、ボロボロでどうしようもない車なんですけどね。(笑)
2006-05-08 03:39:41 / ふじさわ / Comment: 6 / Trackback: 0

2006-05-07

# Wiki的なもの。自分のもの。楽しさの泉。

http://nnri.dip.jp/~yf/momoka.cgi?op=readmsg&id=1018#Commentで、文章の間違い(リンク切れ)を修正してくれる人がいて、なんかうれしかった。Wiki的な感じがうれしかったのかな? ……や、「Wiki的」っていうと、特定のソフトのことを考えてしまうけど、そうじゃなくって。こう、自分の作った文章が、誰かの手で変更されることを、心地良いと感じたのですよね。

そういうのって、「いやだな」と思うこともあると思うんです。誰かに自分のものを触られたくないと、感じるときだってありますよね。でも、そういう感じは全然しなかったなぁと思って。誰かが「ココ間違ってますよー」って指摘してくださって、また別の誰かが「直しときましたー」って、なんか楽しいなーと思いました。

なんで楽しいのかなぁ。自分でもよく分からないけど。とにかくありがとうございました。
2006-05-07 18:40:06 / ふじさわ / Comment: 0 / Trackback: 0
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